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サッカー フットサル コラム 2018年3月21日

CL出場権をめぐる四強の争い【vol.4】トッテナム

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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やはり、ソン・フンミンがよりよい選択肢だ。プレミアリーグで12得点、国内のカップ戦で2得点、CLで4得点と、今シーズンは絶好調。ケインの35得点に次ぐチーム・ナンバー2の18ゴールを挙げ、前線で異彩を放っている。スピード、運動量ともに申し分なく、課題といわれてきたキックの精度にも磨きがかかった。ポストワークこそジョレンテほどすぐれてないが、デレ・アリ、クリスティアン・エリクセンとは阿吽の呼吸である。

そしてソンがトップに上がった後の二列目には、復調著しいエリック・ラメラの起用が望ましい。3-の快勝を収めたFAカップ準々決勝、対ボーンマス戦でも充実のパフォーマンスを披露し、「エリックは輝いていたね」とポチェッティーノ監督を喜ばせた。1月にパリ・サンジェルマンからやって来たルーカス・モウラは、まだプレミアリーグにリズムに慣れておらず、真価を発揮するには時間が足りなすぎる。

ケインの欠場が一か月と仮定すると、4月2日のチェルシー戦、7日のストーク戦、さらに15日のマンチェスター・シティ戦も、頼りになる男を起用できない。ビッグ5内の直接対決が2試合あり、残留がかかるストークとのアウェーゲームも難関だ。3連敗の危険もはらんでいる。しかし、完成度が高いトッテナムであれば、ケイン不在をチーム全体でカバーする可能性も十分だ。勝負どころの3試合でポイントを稼ぎ、CL出場権をグイッと手繰り寄せたとしても、決して不思議ではない。

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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