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サイクル ロードレース コラム 2024年4月27日

高難度の山岳ステージは3!8日間へと拡大したレースは恐ろしきピレネーへ【Cycle*2024 ラ・ブエルタ フェメニーナ:プレビュー】

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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ラ・ブエルタ フェメニーナ

初日はチームタイムトライアル

地中海岸のバレンシアは1996年と2002年にブエルタ・ア・エスパーニャの開幕地となった都市。初日はラ・ブエルタ フェメニーナの定番となるチームタイムトライアルが行われる。第2ステージはブニョールを出発し、バレンシア県の内陸部を巡り、その後カステリョン地域に入り、モンコファに到着する。第3ステージはルセーナを出発し、テルエルを目指す中程度の山岳コース。翌日は下り基調の平坦ルートでサラゴサを目指す。

本格的な山岳コースに突入するのは第5ステージで、男子も恐れるピレネー山脈へ。ウエスカを出発した後、第2カテゴリーの山岳ポイントを通過し、ハカの郊外にある峠にゴールする。第6ステージは2日連続の頂上ゴールとなり、ラ・ラグナ・ネグラへ。この峠はすでにブエルタ・ア・エスパーニャで2回採用されていて、スペイン随一のロードコースだ。

第7ステージは細かな起伏があるものの、集団ゴールが予想され、スプリンターにとっては数少ない活躍の舞台となる。

最終日となる第8ステージはコミュニダード・デ・マドリード(マドリード自治州)の中で完結する。「コミュニダード」は自治州という意味で、プロヴィンシア・デ・マドリード(マドリード県)と区別する意味でつけられる。スペインでは州があって、その中に県があるのだが、面白いことにマドリード州にはマドリード県しかない。

ラ・ブエルタ フェメニーナ

山岳賞ジャージがかわいい

スタート地点のディストリト・テレフォニカはマドリードにあるスペインの通信大手テレフォニカの本社のこと。モビスターブランドを傘下にもつテレフォニカ社は創業100年を迎えた2024年、自国最大の自転車レースとコラボ展開する。男子のブエルタ・ア・エスパーニャでは最終日の第21ステージ、22km個人タイムトライアルのスタート地点となる。

レースはマドリード州のグアダラマ山脈に向かい、第1カテゴリーの峠を越えて、マドリード州にあるスキーリゾート、ヴァルデスキにフィニッシュする。首都のある州にスキー場があるというのもスゴい話ではある。

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