人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【Cycle*2024 パリ~ニース:レビュー】マッテオ・ヨルゲンソンが最終日の逆転で個人総合優勝! 友人マクナルティとの競り合いをポジティブに、大物食いに成功
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介J SPORTS サイクルロードレース【公式】YouTubeチャンネル
【ハイライト】パリ〜ニース 第8ステージ|Cycle*2024
8日間で争うパリ〜ニース
山頂フィニッシュだった第7ステージでレムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)やプリモシュ・ログリッチ(ボーラ・ハンスグローエ)らと同グループで走り終えたヨルゲンソンに対し、マクナルティは19秒遅れた(ステージ優勝のアレクサンドル・ウラソフからは27秒遅れ)。マクナルティとヨルゲンソンとの総合タイム差は、これで4秒。この状況も、ヨルゲンソンの心理面を楽にした。
パリ~ニース最終日恒例ともいえる、山岳地帯をめぐってニース市街地へと戻った第8ステージ。最後に良いところを、とばかりにフィニッシュまで40km以上を残しながら攻めに転じたレムコをヨルゲンソンは徹底マーク。リーダーの座を守りたいマクナルティも追随するが、3度にわたったレムコの攻撃でついに後退。しっかり食らいついたヨルゲンソンは、その後に設けられていた中間スプリントポイントを1位通過し、6秒ボーナスを得たところでバーチャルリーダーに。あとはフィニッシュまで行くだけとなった。
「レムコには“ステージは譲る”と伝えたんだ。一緒に逃げていたウラソフが途中で遅れてしまったけど、僕ら2人は脚があって、お互いに逃げ切れると確信していた。こんなにうまくいくなんて不思議なくらいだ」(ヨルゲンソン)
かくして、2024年のパリ~ニースのタイトルを戴冠したヨルゲンソン。昨年までの3年間はモビスターで走り、今季からヴィスマ・リースアバイクに3年契約で加入。移籍が決まった当初は「クラシックレースでの強力アシスト」といった見方をされたりもしたが、もともとステージレースでの実績は積んでいたし、改めて総合力の高さを証明した。実のところ、すでにツール・ド・フランスのメンバー入りも内定していて、3連覇を狙う王者ヨナス・ヴィンゲゴーがその強さを高く評価しているという。
「チームの方向性や栄養面での取り組みにフィットできているんだ。それに、ヨナスという素晴らしい教材が身近にいて、たくさんのことを教えてもらっている。ツールも一緒に走る予定だよ。彼のために全力を尽くすつもりだ」(ヨルゲンソン)
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
5月11日 午後7:20〜
-
5月9日 午後9:00〜
-
5月10日 午後7:50〜
-
5月12日 午後9:00〜
-
5月14日 午後9:00〜
-
5月8日 午後9:00〜
-
Cycle*2024 ジロ・デ・イタリア 休息日TV 第1ステージ~第9ステージ
5月13日 午後9:00〜
-
5月7日 午後9:00〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!