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【Cycle*2024 UAEツアー:プレビュー】ホームレースでの覇権奪還を目指すUAEチームエミレーツ、ポイントは大会初日と2つの山岳か トップスプリンターの競演も見もの
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介険しい自然を切り開くUAEツアー
そして、戦いの締めは名峰ジェベル・ハフィート登頂。第7ステージの行程161kmのうち、最後のおおよそ10kmが最終審判に。上り始めてからは8~9%の勾配が続き、フィニッシュ前3kmで最大11%に到達。最後の1kmを切ってからわずかな下り基調になり、思いのほかスピード感のある幕切れになるのも特徴だ。
この7日間の戦いに強い意志を持って臨むのが、事実上のホームチームであるUAEチームエミレーツだ。一昨年までタデイ・ポガチャルが個人総合2連覇を果たしたが、昨年は出走を回避し、チームメートにタイトルキープを託した。しかし、風による分断が起きた初日につまずき、アダム・イェーツが猛追したもののレムコ・エヴェネプールの逃げ切りを許す格好となった。
雪辱戦となる今回は、「トリプルリーダー体制での覇権奪還」をチームが宣言。個人としても4年ぶりの個人総合優勝を視野に入れるアダムに加えて、ブランドン・マクナルティ、ジェイ・ヴァインもタイトルを視野に走る姿勢だ。3人とも仕上がりはかなりもので、アダムは先のツアー・オブ・オマーンで最終日の逆転で個人総合優勝。マクナルティも1月下旬から2月上旬にかけてのボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレシアナを制覇。ヴァインは調整不足でツアー・ダウンアンダーの個人総合2連覇は諦めたが、UAEツアーにフォーカスし直して状態を整えてきた。
前回の二の舞にはなるまいと、ミッケル・ビョーグとヴェガールスターケ・ラエンゲンの“砂漠地帯要員”も配備。今度こそ、分断の後ろに取り残されることはないだろう。平坦では、フアン・モラノとイヴォ・オリヴェイラのホットラインが機能する。
これだけのメンツをそろえ、「UAEの誰もが誇りに思えるレースができそうだ」と手ごたえを口にしているアダム。戦力だけ見れば、他を圧倒している。
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