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サイクル ロードレース コラム 2023年12月27日

【ハイライト動画あり】続マチュー劇場!世界チャンピオンが泥のガーフェレを制する|シクロクロス2023 WC第10戦ガーフェレ:レビュー

サイクルロードレースレポート by 辻 啓
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「恐ろしく難しいコースだった。粘着性のある泥で、周回を重ねるごとに難易度が上がっていった。雨が降り続いてくれた方が楽だった」と、顔に泥を付けたまま優勝者インタビューに応じたファンデルプール。合計7周回で行われたレースのラップタイムを見ると、8分56秒、9分11秒、9分28秒、9分45秒、9分39秒、9分47秒、10分5秒と、後半にかけてスピードが落ちているのがわかる。この日の平均スピードは17.615km/h。3日前の第9戦アントワープが26.342km/hだったことを鑑みると、どれだけ厳しいコースだったかが分かる。

 

2位にはファンアールトが入り、「今日はずっと前を追撃していた気分」というピドコックがニューエンハイスとのマッチレースとの末に3位に入る。終わってみれば「ビッグ・スリー」が表彰台を独占。そして同じガーフェレで開催された一年前のUCIワールドカップと同じメンバー、同じオーダーだった。

「マチューは別の次元にいる(byファンアールト)」。「現状、どんなコースでもマチューが強いのは明らか(byピドコック)」。ファンデルプールの強さは誰もが認めるところ。今季シクロクロス4戦全勝の世界チャンピオンは、次戦フルストを含めて年内まだ残り3レースを走る予定。2024年2月4日のUCI世界選手権に向けて常勝街道を突き進んでいる。

文:辻 啓

代替画像

辻 啓

海外レースの撮影を行なうフォトグラファー

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