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サイクル ロードレース コラム 2023年10月28日

【J:COM presents 2023 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム:プレビュー】過去最高レベルの選手団が来日!世界最大の自転車レースの興奮が日本で体験できる特別な1日になる

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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さいたまクリテリウム

2022年はマイヨ・ジョーヌのヴィンゲゴーを制してヤスペル・フィリプセンが優勝

大会そのものはお祭り気分。新都心の沿道には本場フランスから持ち込まれた本場の施工物が掲出される。クリテリウムメインレースは17周して、最後のフィニッシュラインをトップで通過した選手が優勝者となる。また、レース展開をよりエキサイティングなものにするため、さまざまな賞が設定されている。ツール・ド・フランスと同様に、ポイント賞、山岳賞、新人賞、チーム賞、敢闘賞などがある。

ラップタイムは5分弱。本場ツール・ド・フランスの沿道に朝イチから陣取って選手たちを待ち構えるのもいいが、トップ選手らの凝縮された戦いを目の当たりにすることができるのがツール・ド・フランスさいたまの魅力だ。

2023年大会はクリテリウムメインレースの他にタイムトライアルが行われる。

距離約3.1kmのタイムトライアルコースで、国内外プロチームは4人編成のチームタイムトライアルを、女子・男子ジュニア・パラサイクリング選手は個人タイムトライアルを行い、その所要タイムを競う。

個人タイムトライアルではタイムトライアル専用バイクの使用が認められている。パラサイクリング・トラック種目の3km個人パーシュートと500mタイムトライアルで世界タイトルを持つ杉浦佳子に注目。

「私は障害者。落ち込んでいる人がいたら私たちの走りを見て希望を感じていただけたらとてもうれしい」

2020東京パラリンピックでは金メダル2個を獲得。障害というハンデを持ちながら並外れたスピードで走る姿を目撃したい。

2013年の第1回も参加したサガンは相撲部に入門。現大関貴景勝の高校時代の姿も

2013年の第1回も参加したサガンは相撲部に入門。現大関貴景勝の高校時代の姿も

大会前日の11月4日には、さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナ内メインステージで、出場選手が登場する大会前日イベントを開催。「さいたま市内交流会」では、埼玉県立与野高書道部の部員と一緒に、選手が書道体験を行う。弱虫ペダルの作者・渡辺航先生とともにイラストゲームにも挑戦する。イベントは無料で一般公開される。ただし観覧席は数に限りがあるため、観覧者が多数となった場合は入場制限する。

悪魔おじさんは2023年も会場で暴れまくるようだ

悪魔おじさんは2023年も会場で暴れまくるようだ

文:山口 和幸

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山口 和幸

ツール・ド・フランス取材歴25年のスポーツジャーナリスト。自転車をはじめ、卓球・陸上・ボート競技などを追い、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、Number、Tarzan、YAHOO!ニュースなどで執筆。日本国内で行われる自転車の国際大会では広報を歴任。著書に『シマノ~世界を制した自転車パーツ~堺の町工場が世界標準となるまで』(光文社)。2013年6月18日に講談社現代新書『ツール・ド・フランス』を上梓。青山学院大学文学部フランス文学科卒。

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