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サイクル ロードレース コラム 2023年8月30日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 レースレポート:第4ステージ】今大会最初のスプリンターズステージはカーデン・グローブス勝利 「僕のためのコースセッティングかのようだった」得意レイアウトで2日前の雪辱

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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【ハイライト】ブエルタ・ア・エスパーニャ 第4ステージ|Cycle*2023

「僕のようなライダーでも主人公になれると証明したい。狙うとしたら山岳賞ジャージだから、代理で着用するのではなく実際に首位に立ってこの水玉を着たいと思っているんだ」(エドゥアルド・セプルベダ)

その思いを体現しようと、アンデル・オカミカ(ブルゴスBH)とダビ・ゴンサレス(カハルラル・セグロスRGA)と協調しながらレースをリード。後半まできっちりタイム差を保って、2つの3級山岳ともに1位通過を果たした。このステージだけで6点を稼ぎ、晴れて山岳賞トップに。アルゼンチン人としては初めて、代理ではなく正規の形でグランツールの山岳賞ジャージを着用するライダーとなった。

メイン集団はというと、先頭3人とのタイム差を2分前後にキープ。グローブスで勝ちにいくアルペシン・ドゥクーニンクや、アルベルト・ダイネーゼのスプリント力に賭けるチーム ディーエスエム・フィルメニッヒなどが主にペーシングを担った。

フィニッシュまで100kmを切ってからは、その差は縮まる一方。完全に射程圏に捉え、2カ所の山岳区間も問題なくクリアすると、あとはどのタイミングで先頭メンバーを捕まえるかに。山岳ポイントにフォーカスしていたセプルベダが早々に集団へと戻り、残り19kmであとの2人もキャッチ。この頃には集団前方では複数チームが隊列を組んでポジショニングを図っており、フィニッシュに向けた準備は着々と進んでいた。

残り10kmでイネオス・グレナディアーズが先頭に出ると、プロトンのスピードはもう一段階上がる。そこにアルペシン・ドゥクーニンクやロット・デスティニー、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティなども絡む。

スプリントへの機運が高まる中、残り4kmで大規模なクラッシュが発生した。ステージ優勝候補のブライアン・コカール(コフィディス)や、個人総合8位につけるサンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス)らが巻き込まれてしまった。全体のペースが上がっている状況とあり、コカールは戦線から脱落。ブイトラゴも救済のある3km圏外での落車で、先々の総合争いへの期待が薄れる格好となってしまった。

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