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サイクル ロードレース コラム 2023年7月10日

【ツール・ド・フランス2023 レースレポート:第9ステージ】35年ぶりツールが登坂のピュイ・ド・ドームはマイケル・ウッズが征服! マイヨ・ジョーヌ争いはヴィンゲゴーとポガチャルが17秒差で第1週を終了

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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最後の5kmはコース脇に誰もいなくて、静寂の世界だった。新型コロナ禍でのレースを思い出したよ。静かな中で気持ちを集中させて、前を走る選手たちをひとりずつ追い抜いていったんだ。気分が良かったよ」

●マイヨ・ジョーヌ ヨナス・ヴィンゲゴー(ユンボ・ヴィスマ)コメント
「ポガチャルとのタイムを失いたくはなかった。でも、もともと第1週は苦手で、大会前はもっと苦しむじゃないかと思っていたんだ。だから、マイヨ・ジョーヌを着られているという事実はかなりポジティブにとらえているよ。確かに今日はタデイの方が走りとしては上だったけど、僕に走りも悪くはなかったよ。

逃げと大差がついたけど、もし僕たちが集団コントロールを引き受けていなかったら40分差になっていたんじゃないかな(笑)。それは冗談だけど、いずれにしてもどこかのタイミングで僕たちがペーシングを行う必要があったんだ」

●ステージ敢闘賞 マッテオ・ヨルゲンソン(モビスター チーム)コメント
「アタックしたときに誰かがついてきてくれたら良かったのだけど、独走になったので行くしかないと思ったんだ。最後の4kmはチーム無線が入らなくなってしまって、後ろの状況がまったく分からなかった。残り1kmに達するときにはもう空っぽで、ウッズに追いつかれてからはなす術がなかったよ。でも、リスクを追ってでも攻めたことは後悔していない。やるだけのことはやったし、僕にもチャンスがあるんだと分かっただけでも大収穫だよ」

文:福光 俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

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