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【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第15ステージ】ブランドン・マクナルティがグランツール初勝利「沿道のファンがボクを励ましてくれた」 マリア・ローザはアルミライルが守る
サイクルロードレースレポート by 山口 和幸無料動画
【ハイライト】ジロ・デ・イタリア 第15ステージ|Cycle*2023
こういったコースを最も得意とするのはヒーリーだ。ヒーリーは何度もアタックをするが、マクナルティはその攻撃のひとつひとつに見事に反応した。勝負は2人の一騎打ちと見られたが、最後の最後にフリーゴが追いついた。フリーゴはその勢いでゴール勝負を先行して仕掛けるが、ヒーリーも追従。そして3番手の位置からスプリントしたマクナルティがフィニッシュラインのわずか手前で2選手を逆転してステージ優勝を飾った。
マクナルティはグランツールでのステージ初優勝となるが、2022年はパリ〜ニース第5ステージで優勝していて、437日ぶりの勝利となった。2019年にはジロ・デ・シシリアの第3ステージ勝利と総合優勝を勝ち取った実績がある。山岳に強く、ツール・ド・フランスでは2021年と2022年に出場し、アシスト役としてエースの動きをサポートしている。
米国勢としてのステージ優勝は15回目。初勝利はロン・キーフェルが1985年の第15ステージで勝っている。
「いい日だった。ようやく晴れたけど、アップダウンの多いハードなステージだった」とマクナルティ。
「ゴール勝負でも一生懸命レースをした。最後は意地の張り合いだった。ヒーリーは最後の長い登りでスパートを仕掛けたので、彼に追いついて勝てるかは自信がなかった」
後続のフリーゴに追いつかれないように、2人でローテーションし、石畳と短い登りでペースアップするヒーリーにマクナルティが食らいつく。何度も困難な状況になりながらも脱落しなかったのが勝利の要因だ。
「かなり苦しんだけど、スプリントするパワーは十分残っていた。ジロ・デ・イタリアでこれまでも何度か逃げのチャンスがあったが、今日は優勝するしかないと思っていた。沿道のファンがボクを励ましてくれた」
総合差23秒以内でつばぜり合いするログリッチ、アルメイダ、トーマスが石畳を走る
一方の総合優勝争いも最後の山岳で動きがあった。前日にマリア・ローザをグルパマ・エフデジのブルーノ・アルミライル(フランス)に譲ったゲラント・トーマス(英国、イネオス・グレナディアーズ)ら有力選手がマリア・ローザを突き放しにかかったのだ。
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