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サイクル ロードレース コラム 2023年5月20日

【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第13ステージ】「賢く走ることに徹した」エイネルアウグスト・ルビオがティボー・ピノを制して初優勝!マリア・ローザはゲラント・トーマスが守る

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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ルビオがピノを置き去りにして第13ステージ優勝

ルビオがピノを置き去りにして第13ステージ優勝

コロナ罹患というむごい仕打ちのあとに待っていたのは大自然の脅威だった…。選手たちは立ちはだかる幾多の困難を乗り越えてゴールとなる首都ローマまで走り続けてなくてはいけないのか? 第106回ジロ・デ・イタリアは悪天候に見舞われた5月19日、クロワ・デ・クール峠の山麓からクラン・モンタナまでの74.6kmにコース短縮された第13ステージが行われた。

ボルゴフランコ・ディヴレアをスタートし、アルプスの国境を越えてスイスまで走る予定だった第13ステージは大会中盤の大きな勝負どころとされていた。ところが大会最高峰の標高2469mに位置するグランド・サン・ベルナルド峠が想定外の大雪と雪崩の危険性があるとして、主催者は5月16日、本来の峠まで登らずにアルプスを貫通するトンネルを通過するルートに変更することを余儀なくされた。

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その時点で距離は当初の207kmから199kmになった。グランド・サン・ベルナルド峠がカットされたことで、特別賞が懸けられる大会最高峰のチマコッピは第19ステージのゴール、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレドに変更されることになった。

アルプス山脈のグランド・サン・ベルナルド峠は今大会の注目どころだった。スイスとイタリアの国境にあり、日本の地図帳には「大サンベルナール峠」と表記されたりする。近くのフランス・イタリア国境には「小サンベルナール峠」も存在する。英語読みするとセントバーナードで、峠の修道院で飼われていた遭難救助犬があまりにも有名である。

ジロ・デ・イタリアは2019年も第16ステージのコース一部を悪天候予報によって変更している。標高2618mで、大会の最高峰チマコッピに指定されていたガヴィア峠を迂回したのである。

ジロ・デ・イタリアの山岳ステージはツール・ド・フランスのそれとは違う。バカンス時期の7月に開催されるツール・ド・フランスに対して、ジロ・デ・イタリアが行われる5月はまだまだ夏に遠い。天候が崩れれば標高の高いところは雪が降るのは当たり前だ。

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