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サイクル ロードレース コラム 2023年5月15日

【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第9ステージ】ジロに激震! 個人TT勝利でマリア・ローザから一転、新型コロナウイルス感染でレムコ・エヴェネプールがリタイア

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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【ハイライト】ジロ・デ・イタリア 第9ステージ|Cycle*2023

ここ数日に違わず、この日も雨。当初「アベレージスピードは52~56kmに達するのではないか」としていた主催者予想は、荒天とウェットなロードコンディションにより非現実的なものに。順位にかかわらない前半スタート組の選手たちは、できるだけセーフティーに走ることを心掛けた。

個人総合で下位の選手から順にコースへと繰り出し、10番目に出走した新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)は45分19秒、アベレージスピード46.341kmで走り終えた。無理に攻めることはせずとも、前走者をパスしたのだからなかなかの走りだと言えよう。

半数以上が走り出した頃から、好タイムが出始める。この種目のオランダ王者であるバウケ・モレマ(トレック・セガフレード)が42分23秒でトップタイムを更新すると、同じくフランス王者のブルーノ・アルミライル(グルパマ・エフデジ)がモレマを大きく上回る41分32秒で、アベレージスピード50km超え一番乗り。次に出走したシュテファン・キュング(グルパマ・エフデジ)もアルミライルとほぼ同ペースを刻み、終盤にスピードアップ。ステージ優勝候補がマークした41分28秒が、後ろに控える個人総合上位陣のターゲットタイムになった。

それまで1分間隔だったスタートは、個人総合15位までの選手からは3分おきに。このあたりの選手たちはさすがにしっかりとまとめてきて、同9位のダミアーノ・カルーゾ(バーレーン・ヴィクトリアス)はキュングから38秒差。同8位のアレクサンドル・ウラソフ(ボーラ・ハンスグローエ)も26秒差で終える。

このステージの水準を一気に高めたのは、テイオ・ゲイガンハートゲラント・トーマスのイネオス・グレナディアーズ勢だった。先に出発したゲイガンハートは、13km、23.1km、29km各地点に置かれた中間計測ですべてトップタイム。最後までペースを維持して、フィニッシュではキュングを2秒上回る41分26秒。

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