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サイクル ロードレース コラム 2023年5月10日

【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第4ステージ】次代のフレンチオールラウンダー、オレリアン・パレパントルが狙い通りの逃げ切り勝利 アンドレアス・レックネスンはマリア・ローザに涙

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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【ハイライト】ジロ・デ・イタリア 第4ステージ|Cycle*2023

流れが変わらぬまま、1つ目の2級山岳パッソ・デッレ・クロチェッレ(13.6km、4.3%、11%)へ。集団がまとまった間隙を縫ってティボー・ピノ(グルパマ・エフデジ)が動いて、前日に続く山岳ポイント収集。山岳賞の得点を伸ばして、マリア・アッズーラのキープを図っている。

スタートから2時間。ようやく逃げが決まったのは、頂上通過後のダウンヒル区間。一瞬の緩斜面でリズムが変わったのを利用して、パレパントル、レックネスン、ニコラ・コンチ(アルペシン・ドゥクーニンク)、ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(エオーロ・コメタ サイクリングチーム)、ワレン・バルギル(チーム アルケア・サムシック)、アマヌエル・ゲブレイグザビエル(トレック・セガフレード)、トムス・スクインシュ(トレック・セガフレード)の7人が抜け出した。

このうち、個人総合の最上位はトップとのタイム差1分40秒で18位につけるレックネスン。3分ほどのリードを得たあたりから、メイン集団ではリーダーチームのスーダル・クイックステップが統率を始めたが、先頭メンバーを追おうという強い意思は感じられない。やがて、その差は最大6分まで拡大した。

形勢は変わらぬままレースは後半へ。159.2km地点に設けられた、この日2回目の中間スプリントポイントではレックネスンが飛び出して1位通過。3秒のボーナスタイムを獲得して、マリア・ローザへの意識をうかがわせる。最後の上りを前に、前の7人は集団から約4分先行。この段階で、逃げ切りはほぼ濃厚になった。

ステージ優勝を、そしてマリア・ローザをかけた最終登坂。先手を打ったのはコンチ。これでバルギルが遅れるが、残る選手たちはテンポで追随。代わってスクインシュが先頭に立つが、決定打にはならない。フィニッシュまで6kmを切ったところでレックネスンが仕掛けると、反応できたのはパレパントルとゲブレイグザビエルの2人。攻勢のレックネスンは次々とアタックして、ついてきた2選手を振り切る。しかし、パレパントルは緩斜面に切り替わったところでペースを取り戻し、残り3.5kmで再合流。ここからパレパントルとレックネスンのマッチアップとなる。

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