人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2023年5月2日

【Cycle*2023 エシュボルン・フランクフルト:レビュー】新コース初年度は逃げ切り決着 セーアン・クラーウアナスンが10人の争いを制して初優勝!

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
  • Line
エシュボルン・フランクフルト

大会としては11年ぶりの逃げ切りで勝者が決着した クラーウアナスン

大会前、主催者はコース刷新によって「スプリンターとクラシックスペシャリストによる戦いになる」と述べたが、実にその通りの展開に。上りでアタックした選手たちが逃げ切りを図り、スプリントを狙うチームが追いかける構図は、今大会の目指すところに完全に合致したと言えそうだ。来年以降も今回のコースが採用され続けるかははっきりしていないが、どんな脚質にもチャンスのあるレースとして一層魅力を増していくことだろう。

奇しくも、上位は最後の直線に入った順番がそのままフィニッシュでの着順に。クラーウアナスンを真っ先にチェックしたコンラッドが2位、アレッサンドロ・フェデーリ(Q36.5プロサイクリングチーム)が3位に続き、逃げ切り機運を呼び込んだヒルシは4位。一時独走したマルチェルージは「逃げに脚を使いすぎて、スプリントどころではなかった」状態で10位で終えた。

2年連続の参戦だった新城幸也バーレーン・ヴィクトリアス)は、クラーウアナスンから6分6秒差のグループで完走して67位。スプリンターのフィル・バウハウスやマテウジュ・ゴヴェカルのサポート役を務めている。

文:福光 俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ