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サイクル ロードレース コラム 2023年4月24日

【Cycle*2023 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファム:レビュー】デミ・フォレリングが史上2人目のアルデンヌクラシック・ハットトリック達成! 「二度とやってこないかもしれないビッグチャンス。最高のパフォーマンスができた」

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファムも優勝デミ・フォレリング

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファムでも優勝デミ・フォレリング、アルデンヌクラシック・ハットトリック達成

男子と同様にアルデンヌクラシックが整備された初年度に、当時ナンバーワンライダーだったアンナ・ファンデルブレッヘンがハットトリックを達成。鮮烈な連勝劇から6年、オランダ人ライダーの後輩にあたるデミ・フォレリング(チーム SDワークス)が鮮やかに、美しく、それを再現してみせた。

好勝負が繰り返されてきた春のクラシック戦線は、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ファムが千秋楽。終盤の飛び出しからエリーザ・ロンゴボルギーニ(トレック・セガフレード)とのマッチスプリントに持ち込んだフォレリングが、この大会では2年ぶりの優勝。今シーズン5勝目、そしてウィメンズプロトン史上2人目の“アルデンヌクラシック・ハットトリック”を決めた。

「心の底から勝つことを望んでいました。アルデンヌクラシックでハットトリックを達成するチャンスなど、二度とやってこないと思っていましたからね。自分でも、今日の走りはスペシャルパフォーマンスだったと言い切れますよ!」(デミ・フォレリング)

2017年に初開催され、今回が7回目となる大会は、バストーニュからリエージュまでの142.8kmで争われた。早い段階でセヴェリーヌ・エロー(コフィディス)が飛び出し、最大で2分25秒のリードを得たものの、9つある登坂区間を前に集団へと引き戻された。

レースの流れを左右するポイントとなったのは、頂上が66.5km地点にあたる3つ目の上りコート・ド・ストクー(登坂距離1km、平均勾配12.5%)だった。急勾配を使って、マーレン・ローセル(チーム SDワークス)、アマンダ・スプラット(トレック・セガフレード)、カタジナ・ニエウィアドマ(キャニオン・スラム レーシング)、エスミー・ペイパーカンプ(チーム ディーエスエム)、アンナ・ヘンダーソン(ユンボ・ヴィスマ)が集団から抜け出した。その後ニエウィアドマがパンクをきっかけに集団へと戻ったが、あとの4人は逃げ続けて、終盤の重要区間へと入っていった。

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