人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2023年4月10日

【Cycle*2023 ジロ・デ・シチリア:プレビュー】島のヒーロー・カルーゾがディフェンディングチャンピオンとして参戦! 総合、スプリントともにワールドチーム中心の戦いか

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
  • Line
ジロ・デ・シチリア

美しい景色も必見

スプリンターの出番は第2ステージ(193km)から。残り750mで左コーナーを抜けると、フィニッシュまでの長いストレート。第3ステージ(150km)も、主催者によれば平坦にカテゴライズされるそう。とはいえ、スタートから中盤までにいくつかの上りをこなさなければならないうえ、フィニッシュ前1.2kmからは6.3%の上り。第1ステージ同様にパンチ力勝負か。

今大会のクイーンステージは最終日。216kmの第4ステージは、中盤から立て続けにカテゴリー山岳を超える獲得標高3700mの本格山岳ステージ。中間地点を過ぎると、名峰エトナ山の北側ルートを途中まで上って、約15kmのダウンヒル。さらにもうひと山上って、先と同じ下りをこなしてジャッレの街に敷かれるフィニッシュラインを目指す。このステージのスタート時点では個人総合争いがもつれていることが想定され、まさに最終ステージを勝つことが大会制覇の重要な条件となりそうだ。第5回大会の王座には、果たして誰がつくことになるだろうか。

なお、今大会にはUCIコンチネンタルチーム「ソフェル・サヴィーニ・デュー・オムズ」の一員として、鳴海颯が唯一の日本人ライダーとして参戦予定。1997年11月生まれの現在25歳。今季はすでにイタリアでUCI1クラスのレースを走り、歴戦の強者たちとも対峙している。チームは5月のツアー・オブ・ジャパン出場が決まっており、その予習としてもシチリアでの戦いぶりは見ものだ。

文:福光 俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ