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サイクル ロードレース コラム 2023年3月17日

【Cycle*2023 ミラノ〜トリノ:レビュー】カンチェラーラが創設したプロチーム、チューダーのアーヴィッド・デクラインが初優勝、チームも今季初勝利

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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J SPORTS サイクルロードレース【公式】|YouTube

【ハイライト】ミラノ〜トリノ|Cycle*2023

レース前半からUCIプロツアーチームの選手らが積極的に走る

レース前半からUCIプロツアーチームの選手らが積極的に走る

2023年大会は距離192kmでスプリンター向きの平坦コースとなった。前年の覇者マーク・カヴェンディッシュ(英国)はアスタナ・カザクスタン チームに移籍しての出場。チーム アルケア・サムシックナセル・ブアニ(フランス)、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティビニヤム・ギルマイ(エリトリア)を起用した。

レースはビンゴール・パウェルスソースWBのヨハン・ミーンス(ベルギー)、EFエデュケーション・イージーポストのステファン・デボッド(南アフリカ)、グリーンプロジェクト・バルディアーニCSFファイザネのアレッシオ・ニエーリ(イタリア)、チームコラテックのアレッサンドロ・イアッキ(イタリア)とヴェリコ・ストイニッチ(セルビア)の5選手が抜け出した。

雪に覆われたアルプス山脈を見ながらゴールを目指す

雪に覆われたアルプス山脈を見ながらゴールを目指す

しかしゴールスプリントに持ち込みたいチームDSMやモビスターチームがメイン集団のペースを絶妙にコントロール。5選手は残り46kmで1分差を稼ぎ出すのが精一杯だった。

さらに残り40kmでストイニッチが脱落して4人に。後続のメイン集団が残り距離をにらみながら、じわじわと接近してきて、残り12.4km地点で逃げた選手らを吸収。178kmの逃げはここで終了した。

ゴール前はチューダーの牽引役がペースアップ。デクラインがスパートし、ガビリアが追い越そうとするラインをうまく抑え込んで初優勝を果たした。

デクラインはヒューマンパワードヘルスに所属していた2022年、「ダンケルクの4日間レース」において初日のステージレースをゴールスプリントで優勝。個人総合、ポイント賞のリーダージャージを総合獲得した。第2ステージで首位陥落するが、フィリップ・ジルベールが優勝した第3ステージで首位奪還。最終的にはジルベールが総合優勝するが、この活躍が評価されて、翌年にはチューダーに引き抜かれていた。

「気分がいい。チームは私のために素晴らしい仕事をしてくれた」とデクラインが優勝インタビューでコメントした。

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