人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
各国ジャージの色とチーム事情を予習しよう | Cycle*2022 UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレース
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかしかし誰もが1年前の醜聞を忘れてはいない。地元ベルギー大会で、史上最強の自転車選手エディ・メルクスを巻き込んで、「ワウトvsレムコ」の壮絶なお家騒動を繰り広げた。挙げ句の果てにレムコは早い段階で疲弊させられ、ワウトは不調で勝負にさえ絡めず、終わってみればメダルなし。いまだ両者の間にはしこりが残っているとかいないとか。
もちろん28歳と大人のワウトは、「去年のミスから学んだ」と、今年はレムコとのダブルリーダー制を粛々と受け入れる。監督のスヴェン・ヴァントーレンハウトは「互いを補い合えるパーフェクトなデュオ」と前向きに語るし、昨大会の一番の犠牲者ーー最後に勝負役を押し付けられ、故郷で4位に泣いた――のヤスパー・ストゥイヴェンは「僕らには2人の強力なリーダーがついている」と、あくまで「2人」を支えていくと宣言。すべてはレムコ次第……なのかもしれない。
■スロベニア
出場枠:8
ジャージ:黄緑/紺、裾に黄緑
リーダー:タデイ・ポガチャル
出場枠決定の段階で国別ランキングは世界3位。タデイ・ポガチャルとプリモシュ・ログリッチとマテイ・モホリッチの3人でポイントを大量収集した成果であり、そもそもポガチャル1人だけで、国別ランキング14位に食い込めるほど!
ただしログリッチはブエルタ時の怪我で、モホリッチはエプスタイン・バール・ウイルス罹患で、いずれも世界選の欠場を発表。スロベニアにはそもそも、「プロ」選手は8人しか存在しない。つまりチーム力の面では明らかに劣る。代わりにすべての戦力はただ最強エースのために捧げられるし、どこかの国と違って、内部分裂など絶対に起こりえない。
幸いにポガチャル本人は、GPモントリオールでファンアールトにスプリントで競り勝ったほど調子が良い。ほぼ同じ周回が使われた1週間前の個人タイムトライアルでは、全力疾走で6位にも食い込んだ。春先にストラーデ・ビアンケを50kmの独走で勝ったポガチャルにとっては、大きなアタックをかますための良き下見となったかもしれない。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
5月8日 午後9:00〜
-
5月9日 午後9:00〜
-
5月11日 午後7:20〜
-
5月10日 午後7:50〜
-
5月12日 午後9:00〜
-
5月7日 午後9:00〜
-
Cycle*2024 ジロ・デ・イタリア 休息日TV 第1ステージ~第9ステージ
5月13日 午後9:00〜
-
5月6日 午後9:00〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!