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サイクル ロードレース コラム 2022年9月21日

12年ぶりのオーストラリア開催。UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレースの優勝国を栗村修が大胆予想!

サイクルロードレースレポート by J SPORTS 編集部
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残念ながらリタイアとなったツール・ド・フランス以降、コンディションはどうかなと思っていましたが、ケルメス2勝で脚慣らしをしたあとに、9月14日のグランプリ・ド・ワロニーに勝利し、調子も上向きの様子。本人もインタビューで「勝てなければ行かない。コンディションが良くなければ、(世界選手権に)行っても意味がない」という発言をしていたようなので、手応えを持っていると思います。

そして、忘れてはならないのが、今年も“ワウトvsマチュー”の図式が生きていること。火花を散らす二人にも注目です。

スロベニア:ポガチャル一択。センターの座は譲らない!

タデイ・ポガチャル

タデイ・ポガチャル

勝利予想:★★★★☆(4点/5点中)
注目選手:タデイ・ポガチャル

昨今、非常に強い選手が多くて自転車強豪国に一気にのし上がったスロベニア。3本柱のイメージを持っていましたが、そのうちの2人(プリモシュ・ログリッチ、マテイ・モホリッチ)が出場しないのは残念なところ。

それでも、スロベニアにはタデイ・ポガチャルがいます。直前のGPモンレアルでワウト・ファンアールトを下して勝利。期待も非常に大きい中でチームとしても、単独エースとなって、わかりやすい布陣になります。その反面、チーム全体の選手構成を見るとやや弱いかなと感じる部分が否めないのは気がかりなところ。レース全体の主導権を握るのではなく、強豪国の動きを使いながら仕掛けていかないといけないのですが、それでも、タデイ・ポガチャルは強い。上りでの力勝負、長めの独走勝利、スプリント……自在に動けていろいろな勝ち方ができるのはやっぱり魅力です。

加えて個人的に感じていることですが、今回のタデイ・ポガチャルは相当スイッチが入っているのでは。ツール・ド・フランスでヨナス・ヴィンゲゴーに敗れ、ブエルタ・ア・エスパーニャでは年下のレムコ・エヴェネプールが総合優勝……普段の笑顔やヘルメットから“ちょろ”っと出ちゃう髪の毛の感じから“ゆるキャラ”っぽいところがあるんですけど、ライバルたちの活躍を横目にしながらも心の奥底では「いやいや、スターは絶対に俺だろ!」って秘めているんじゃないかなと。ジャニーズのように先輩を「君呼び」しながらも“センターの座は譲らない”ではないですが、今年はアルカンシェル獲得に燃えていると思います。

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