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【Cycle*2022 パリ~ニース:プレビュー】欧州でのワールドツアーステージレース第一弾「太陽へと向かう」レース!8日間のレースは、真のオールダウンダーを選び出す。
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか雄大な春の山並みを望む
中央山塊を通過する第5ステージと、一気に地中海に接近する第6ステージは、無数に散らばる山岳ポイントを収集しつつ、逃げ切りを試みる者たちに要注意。
最難関ステージは、大会7日目の土曜日に待ち受ける。フィニッシュの舞台は1級山岳コル・ド・テュリニ。ツールでも何度か使用されたことのある峠だが、この山で勝負が決するのは2019年大会に続く史上2回目。山道の平均勾配は7.3%で、10%を超えるゾーンもあちこちに散らばる。また正式な登坂距離は14.9kmながら、実質は約40kmかけて、標高146mから標高1607mの高みへと上り詰めねばならない。
それにしても、ニースに再び大会が帰ってくるというのは、なんと喜ばしいことだろう。2020年大会は第7ステージのスタートこそニースから切られたものの、新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、日曜日のニースステージは中止された。また2021年大会はニースに一歩も足を踏み入れなかった。厳しい外出制限が布かれた市街地を避け、人里離れた山奥に急遽周回コースが用意された。
2022年のニース市民は、第7ステージでスタートを、最終第8ステージではスタートとフィニッシュを見届ける。特筆しておくが、フランスではすでに、屋外でのマスク着用義務は撤廃された(主催者等の指定がある場合は除く)。ファンたちもかつてのスタイルで観戦を楽しむことが許される。
ニースフィニッシュが3年ぶりならば、エズからのダウンヒルフィニッシュは5年ぶり。最終日115.6kmの短距離コースには5つの山が詰め込まれ、締めくくりに鷹の巣村のてっぺんから、海岸道路までの15.3kmを一気に駆け下りる。手に汗握るスリリングな戦いが、保証されている!
そもそもパリ〜ニースの最終日は、どんな地形であろうが、例年はらはらドキドキの展開となる。大胆な者たちが、数秒差をひっくり返そうと、超攻撃的な走りを見せるおかげだ。過去10年で優勝者が入れ替わったのは3回。表彰台が1人も入れ替わらなかったのは、たったの2回だけしかない。
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