人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2021年9月16日

【Cycle*2021 エシュボルン=フランクフルト:プレビュー】過去大会チャンピオンが集結。アルカンシェル候補たちが真剣勝負で足慣らし!

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line

世界選にはどうやら出場しないけど、ブエルタでスプリント2勝ヤスパー・フィリプセンや、秋のイタリアクラシック連戦に向け本格始動ヴィンチェンツォ・ニバリにも警戒すべし。

エシュボルンとフランクフルトという、距離にしてわずか15kmほどしか離れていない2都市を結ぶコースは、2年前と同じ。平地で始まり平地で終わる187.5kmの行程には、大小8度の上りが待ち受ける。

スタート約30kmから始まる登坂距離11kmのフェルトベルクから、アップダウンに突入する。レース中盤のマンモルシャイン(登坂距離2.3km、平均勾配8.2%)→ビルタルホーヘ(2.6km、6.2%)→ルッペルシャイナー(1.3km、8.6%)の連続登坂こそが、スプリンターたちの踏ん張りどころ。全部で4度通過する急坂マンモルシャインは、その後も2度、選手たちの脚を試す。

ただしフィニッシュまで40kmを残して最後の坂を上り終えたら、あとは平坦な市街地サーキットへ。つまりピュアスプリンターたちにも、脚を回復し、列車を組み直す時間は十分にある。

記念すべき60年大会は、一般サイクリストたちにもペダルを回す機会が与えられる。3密ならぬ、「3Gルール(geimpft=ワクチン接種済み、genesen=感染快復者、getestet=陰性証明)」に則って、レース当日、プロと同じコースを走る。懐かしくて、そして新しい、そんな時代へと開かれている。

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ