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幸いにも夏のバカンスの終わりのお祭りムードに、それほど暗い影を落とすことはなかった。ブエルタには欠かせない、強烈な太陽が照り付けたおかげかもしれない。チームバス前のウォーミングアップエリアでは、巨大な扇風機がうなりを上げた。ツール総合4勝のクリス・フルーム擁するスカイに至っては、排熱ダクト付きの冷風機を6台もずらりと並べた!
高速でペダルを回す選手たちにとっては、暑さより、敵はむしろ細くて曲がりくねった旧市街の道だった。UAEエミレーツやロットNLの数選手が、地面に激しく叩きつけられた。隊列も大きく乱れた。それぞれに総合上位入りを狙うルイ・メインチェスとスティーヴン・クライスヴァイクを擁しているというのに、手痛いタイムロスは避けられなかった。UAEは47秒、ロットNLは40秒の遅れで1日を終えた。
「非常に難しいコースだった。スタートからあらゆる課題を突き付けてきた。パワー、テクニック、スピード、そしてハンドル捌きと、全てにおいてハードだった。そして僕らは完璧にやりこなしたのさ」(ローハン・デニス、公式記者会見より)
完璧にやりこなせず、出遅れてしまった総合リーダーも存在する。この夏のツール総合3位ロメン・バルデと、ジロで総合トップ10入り5回のドメニコ・ポッツォヴィーボの「ダブル総合リーダー」で臨んだAg2rは、46秒ものタイムを失った。2015年ブエルタ覇者ファビオ・アルもまた、41秒と大きく遅れている。
人生最後のレースを走り出したアルベルト・コンタドールは35秒遅れ、優勝候補の中で唯一「ツールを走らなかった」ヴィンチェンツォ・ニーバリは31秒遅れ、ツールを落車による負傷で途中棄権したラファル・マイカは21秒遅れ、オリカ・スコットの3強エステバン・チャベス&イェーツ兄弟は17秒遅れ..そして、結局のところ、7月のツール覇者クリス・フルームがわずか9秒遅れで総合勢の中では早くもトップに立った。
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