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バスケットボール コラム 2026年10月9日

【B.PREMIER:佐賀バルーナーズ対群馬クレインサンダーズ】強固なディフェンスの群馬を相手に、佐賀はハイスコアへ持ち込めるか

バスケットボールコラム by 青木 崇
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開幕4連敗と苦しいスタートとなった佐賀バルーナーズとは対照的に、4連勝で東地区首位の群馬クレインサンダーズが挑む。

佐賀は宮永雄太コーチの下、アップテンポなハイスコアリングゲームとスモールボールに拍車をかけるべく、ナシール・リトルとデイミアン・ドットソンを新外国籍選手として獲得。この2人で平均42.5点を挙げてオフェンスを牽引しているが、9月27日の広島ドラゴンフライズ戦と10月3日の三遠ネオフェニックス戦で61点に終わるなど、チームとして効果的なオフェンスを遂行できていない。

フロントラインでは、デイビッド・ダジンスキー(205cm)とデリック・マイケル・エクスザビエロ(208cm)が頼りになる存在だが、フィジカルなビッグマンへの対応には苦労するタイプでもある。ペイント内での平均失点が41.5点という数字は、チームとして2人へのサポートが不十分であることを示している。ペイント内の失点を今季最少となる36点以下に抑えられるか、佐賀が勝つための鍵になると見ていい。

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一方の群馬は、アルティーリ千葉との開幕戦で新戦力のスタンリー・ジョンソンがブザービーターの3Pを決めての逆転勝利。続く10月3日の茨城ロボッツ戦では、残り2.1秒に細川一輝の3Pで逆転勝ちするなど、ここまでの群馬は接戦で強さを発揮している。10月4日の試合でジョンソンが欠場したが、トレイ・ジョーンズが36点という大爆発が決め手となって勝利した。

群馬はジョンソンと鶴巻啓太以外のメンバーが昨季と同じということもあり、開幕したばかりながらも完成度が他に比べて高いと言える。細川、藤井祐眞、中村拓人が20分以上の出場時間を得るなど、カイル・ミリングコーチは外国籍選手に依存しないチーム作りを着実に進めている。

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ホームの佐賀としては、プレータイムが長くなっている外国籍3人だけでなく、角田太輝と阿部諒にかかる負担の大きさをいかに軽減するかが成功へのカギ。群馬はオールラウンドな能力を持つビッグマンのケリー・ブラックシェアー・ジュニア、シックスマンながらゲームを支配できるジョンソンを軸にしながらも、多くの選手が貢献できる層の厚さを誇る。

勝敗を左右する大事なポイントを挙げるならば、4試合の平均70.3点がリーグ最少という群馬のディフェンスに対し、佐賀が外国籍選手を軸にハイスコアの展開に持ち込めるかにかかっている。群馬が持ち込むロースコアの展開を避け、80点以上を奪うことができれば、佐賀にも勝機は十分あるだろう。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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