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山本由伸(ドジャース)
ドジャースの山本由伸は現地6月1日(日本時間2日)、本拠地『ドジャースタジアム』でのヤンキース戦に、シリーズスイープを期して先発登板。
これまで2度に渡り、圧倒してきた打線を相手にしたが、この日は精彩を欠き、4回途中7安打4失点、2奪三振3四球の内容で今季4敗目(6勝)を喫した。試合はこのシリーズでドジャースに連敗していたヤンキースが7-3で勝利し、一矢報いる形となった。
◆試合結果
ヤンキース|1 0 3 0 2 0 0 0 1|7
ドジャース|0 1 0 0 0 0 2 0 0|3
現地紙『ニューヨーク・ポスト』は試合後、電子版に「ライアン・ヤーブローがドジャースのヨシノブ・ヤマモトに投げ勝ち、ヤンキースがワールドシリーズ再戦の最終戦で勝利」と題した記事を掲載。
その書き出しを「ヤンキースは、ワールドシリーズの再戦で面目を保った上で、ハリウッドに別れを告げた」とし、続けて「前日の屈辱的な大敗でスイープの危機に瀕したヤンキースは、先発投手対決という観点からも不利と思われた試合で奮闘して勝利を飾った」とした。
その上で、「ヨシノブ・ヤマモトとの投げ合いをライアン・ヤーブローに託すと、技巧派左腕は日曜夜に満員のドジャースタジアムにて7-3で勝利した試合で、強力なドジャース打線を抑えるという、マックス・フリードやウィル・ウォーレンができなかったことをやってのけた」と伝えた。
記事では、「ヤマモトはこれまでのキャリアでヤンキース戦では、ワールドシリーズでの1試合を含む2試合で珠玉の先発登板を披露し、この試合を迎えていた」。
また、「彼はその2試合で合計13回1/3を投げ、3安打、11奪三振、4四球で1失点(フアン・ソトのホームラン)しか許していなかった」と、これまでの山本とヤンキースの対戦成績について触れた。
そして、この試合について「しかし、ドジャースのエースは、日曜の試合では好調とは程遠く、最高のスプリットも影を潜めるなか、ヤンキースは彼を4回にノックアウトした」と伝えている。
『MLB.com』でドジャースを担当するソニア・チェン記者は、試合後に投稿したレポート記事の中で、同様に山本とヤンキースのこれまでの対戦成績を紹介しつつ、この試合については、「しかし、ブロンクス・ボンバーズ(強力打線を擁するヤンキースの愛称)は日曜に初めてヤマモトを攻略した」とした上で、ゲームのあらましを伝えている。
J SPORTS 編集部
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