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山本由伸(ドジャース)
ドジャースの山本由伸は現地5月8日(日本時間9日)、今季5勝目を期して敵地『チェイス・フィールド』でのダイヤモンドバックス戦に先発登板するも、4回に満塁弾を浴びるなど、5回88球を投げ、6安打5失点、4奪三振1四球で今季3敗目を喫した。
試合はドジャースが3-5で敗れ、右腕の防御率は1.80まで悪化した。また、「1番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平は、9回に今季11号となるソロ本塁打を放つも、反撃の狼煙は遅きに失する結果となった。
『MLB.com』でドジャースを担当するソニア・チェン記者は、試合後に投稿したレポート記事の中で、この日のエース右腕について、「ナ・リーグ西地区でロサンゼルスと上位争いをするであろう相手との初戦は、チームで最も頼りになる選手の一人であるヨシノブ・ヤマモトにとって、今季これまでで最悪の先発登板となった」とした。
その上で、「彼はシーズンハイの5失点を喫し、その全てが自責点で、5回を投げて本塁打2本を打たれた」とその内容について伝えた。
さらに同記者は、「木曜はヤマモトにとって、今季初めて中6日ではなく、中5日で投げた試合となったが、ロバーツ監督は、ルーティンの変更が彼のパフォーマンスに影響を与えたとは思っていない」と、登板間隔について触れた。
そして、デーブ・ロバーツ監督の「疲労のせいだったとは、全く思っていない。それでも投球は良かったと思っている。速球にも勢いがあった。ただ、今夜は速球が何度かプレートから少しだけ外れていた」とのコメントを伝えている。
一方、『スポーツ・イラストレイテッド誌』は、ダイヤモンドバックスの勝利を伝えた記事の中で、山本とダイヤモンドバックス打線の対戦について、「ナ・リーグのサイ・ヤング賞争いで序盤の最有力候補となっているヨシノブ・ヤマモトと対峙したダイヤモンドバックスは、挑戦への意気込みを上回るパフォーマンスを見せた」とした。
その上で、4回にガブリエル・モレノが山本から放った満塁本塁打の場面について触れ、ダイヤモンドバックスを率いるトーリ・ロブロ監督による、「このところ、非常に頑健でタフな投手に対して、我々はあのイニングを組み立て上げた」とのコメントを伝えている。
J SPORTS 編集部
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