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今永昇太(カブス)
シカゴのオールスター左腕が連敗ストップの立役者となった。カブスの今永昇太は現地7月21日(日本時間22日)、本拠地リグレーフィールドでのダイアモンドバックス戦に先発登板すると、シーズン後半戦初めてのマウンドで7回2安打1失点、10奪三振2四死球と支配的なパフォーマンスを見せ、ハイクオリティスタートを達成する快投でチームの勝利に貢献した。
試合は鈴木誠也の適時打で同点に追いついたカブスが、延長戦の末、2-1でサヨナラ勝ちし、シリーズ3連敗のスイープを阻止した。なお、10奪三振は左腕にとってキャリアハイだった。
地元紙『シカゴ・トリビューン』は試合後に掲載したレポート記事の中で、「カブスは、またも危うく左腕ショウタ・イマナガによる快投を無駄にするところだった」とした上で、「イマナガは初回に3者連続三振を奪うなど、キャリアハイの10奪三振をマークした」とした。
そして、唯一の失点が7回にエウヘニオ・スアレスに許したソロ弾によるものだったことについて触れつつ、「イマナガは12回のクオリティスタートでチームトップに立っており、108奪三振はMLBのルーキーではヤンキースのルイス・ギル(118)に次ぐ2番目の数字である」と伝えた。
続けて記事では、「彼は6回途中までノーヒットピッチングを継続し、イニング終了まであと1球とするも、ランダル・グリチャックにカウント0-2から外角低めのスプリットを単打とされた」と伝えた。
そして、「カブスファンはイマナガによるノーヒットへの尽力に声援を送るも、彼は降板し、投手コーチ、そして彼の通訳と会話するまで、自身が途中まで安打を許してなかったことに気付いていなかった」と伝えている。
一方、『MLB.com』は同日付で掲載した試合のレポート記事で、この日はかつてカブスでエースとしてプレーしたジョン・レスターが、3イニングのみ実況席で解説を務めたことについて触れつつ、レジェンドOBのコメントを以下のように記している。
「彼は皆が語っている通りの活躍を見せている。カブスは特別な選手を手に入れた。彼が健康でい続け、カブスのために投げ続ける限り、彼にとって可能性は無限大だ」とのコメントを伝えている。
J SPORTS 編集部
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