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野球 コラム 2023年10月6日

昨季の再戦、MLB最高勝率のブレーブスはフィリーズに雪辱なるか。ナ・リーグ ディビジョンシリーズ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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また、投手陣に目を向けると、フィリーズは仮にこのシリーズが第5戦までもつれた場合、ワイルドカードシリーズで盤石のパフォーマンスを見せたザック・ウィーラーとアーロン・ノラの2枚看板をそのうち3試合で先発起用できる。

それに対し、ブレーブスはポストシーズンをよく知るチャーリー・モートンをケガで欠くなか、第2戦で先発予定となっているマックス・フリードもマメによる戦線離脱で約2週間のブランクがあるなど、不安要素が少なくない。

ブルペンに関しても、ブレーブスはレギュラーシーズン終盤に救援投手が著しく安定感を落としたが、フィリーズは9月のブルペンの月間防御率が2.74と、『業務平常通り』を維持している。この投手陣の事情の差が、短期決戦で勝敗を分ける可能性を決して低く見積もることはできないだろう。

ブレーブスはシリーズ第1戦で先発登板するスペンサー・ストライダーが今季フィリーズに対し、3勝無敗、防御率1.45と頗る相性が良いだけに、何かの手違いでこの初戦を落とすと、今年もまたフィラデルフィアで涙を飲むということになるかもしれない。

もちろん、MLB最強打線が初戦から継続的にしっかりと本領を発揮すれば、昨年の意趣返しとばかりに、ブレーブスが3勝1敗、あるいは3連勝のスイープでチャンピオンシップシリーズ行きを決めるという展開も、あながちありえない話ではない。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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