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野球 コラム 2023年9月19日

【横浜好き】先週のMVPは4本塁打のソト、3セーブの守護神・森原康平。『週刊ベイスターズいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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神宮での東京ヤクルトとの2連戦では、15日の初戦に先発した平良拳太郎が7回1失点と好投して5月23日以来、自身約4ヶ月ぶりとなる4勝目。8回はウェンデルケン、9回は森原康平の必勝リレーで逃げ切った。打線はソトが自身3試合連続となる勝ち越しソロ、宮崎敏郎が自身4年ぶりの20号到達となるダメ押しのソロ本塁打。守備では大和が再三の好守で投手を助けた。

16日は先発の石田健大が5回途中4失点と試合をつくれず、今季9敗目を喫した。打線は前日に続いて1番でスタメン起用の大田泰示が、2本の二塁打を含む3安打猛打賞。桑原将志、佐野がタイムリーを放った。

シーズン終盤の変則日程で、17日からは甲子園での阪神との2連戦。初戦は8回まで両チーム無得点と息詰まる投手戦となったが、9回にこの日は代打で登場した大田が値千金の決勝本塁打を放った。投手陣は、先発の濱口遥大が6回を投げて被安打3で無失点、7回以降は上茶谷大河、ウェンデルケン、森原が完封リレーを完成させた。

連日の投手戦となった18日は、リーグ打点トップを走る牧が先制タイムリー、延長10回の決勝2点タイムリー三塁打と、1人で全得点を叩き出してシーズン100打点に到達。投げては先発の大貫が6回無失点の後、5投手の継投で延長戦を制した。

*****

週間成績を見ると、野手は7試合で7打点をマークした牧や、スタメン出場で猛打賞、代打では決勝弾を放った大田など、週間打率では3割に届かないものの、数字以上に印象的な活躍をした選手が目立ちました。特に牧は、犠飛や内野ゴロの間の打点など、自身初タイトルとなる打点王に向け、着実に数字を積み重ねています。

投手では、今季は無双状態とも言える東と、復活の平良が先発陣で勝ち星を挙げており、リリーフ陣ではウェンデルケンと森原が、4試合に登板して無失点に抑えています。

MVPは、野手が週間打率3割を超えた選手がほとんどいない中、同打率.364をマークし、3試合連続を含む4本塁打と、ここにきてようやくの本領発揮となったソト、投手は山崎康晃が一軍登録抹消となったブルペンで、4試合に登板して週間防御率0.00、3セーブ1ホールドと、代役守護神の役割を完璧に果たしている森原を選出したいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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