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野球 コラム 2023年7月13日

中野拓夢、杉本裕太郎、福永裕基、宮崎敏郎。ドラフト下位指名からプロ野球で活躍した都市対抗野球出身の選手たち

野球好きコラム by 大島 和人
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福永裕基(日本新薬→中日ドラゴンズ)は2022年のドラフトで7位指名を受け、プロ入りした選手。7位とはいえ各球団が育成枠の指名を増やしている昨今なので、支配下選手としては12球団の「最下位指名」だった。しかし、1年目の今季は開幕スタメン出場を果たし、二塁のレギュラーを掴んでいる。

右の巧打者で、内野の守備も悪くなかったが、突出した存在だったと言われれば違う。指名当時26歳、入社4年目だった彼の指名は、日本新薬の臨時コーチを務めた宮本慎也氏の推薦があったと聞いている。

宮崎敏郎(セガサミー→横浜DeNAベイスターズ)は2023年夏のプロ野球で、首位打者争いを独走中だ。社会人時代から圧倒的な打撃技術を見せていたが、2012年の指名順位は6位だった。守備、走塁も悪くはなかったが「売りになる」ほどではなく、身長も172センチとプロから見れば小柄。そんな部分が指名順位を下げたのだろう。ただ、その彼が5年目には首位打者に輝き、ベイスターズにとって欠かせない存在になっている。

ギリギリの順位でプロ入りした彼らがプロで躍動する姿は、社会人野球、都市対抗野球の「奥の深さ」を強く感じさせるものだ。今大会の出場選手にもそうやって下位指名からブレイクを見せる選手がいるのかもしれない。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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