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野球 コラム 2023年5月6日

ダルビッシュ有、ドジャースとのナ・リーグ西地区ライバル対決でカーショーに投げ勝つ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ダルビッシュ有(パドレス)

今季初対戦となったパドレスとドジャースによるナショナルリーグ西地区ライバル対決は、エースが快投し、主砲が殊勲の2ホーマーを放ったパドレスが勝利した。

パドレスのダルビッシュ有は現地5月5日(日本時間6日)、本拠地ペトコパークでのドジャース戦に先発登板すると、7回途中4安打2失点(自責1)、6奪三振1四球のクオリティスタートを達成する快投で、かつてのチームメイトであるクレイトン・カーショーとの投げ合いに勝利し、今季2勝目を挙げた。試合はフェルナンド・タティスJr.に2本の本塁打が出たパドレスが5-2で勝利し、地区首位に立つドジャースとのゲーム差を1に縮めた。

現地紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』は試合後、電子版に掲載した試合のレポート記事の中で、「パドレスが金曜にペトコパークにて5-2で勝利した試合では、タティスが2本のホーマーを打つと、ユウ・ダルビッシュと2人のリリーバーが目下絶好調だったドジャース打線の障壁となった」と試合について振り返った。

そして、ドジャース戦を得意とする投打のヒーローに活躍について、「2023年における両チーム最初の対戦で起こったのは、タティスはドジャースに対してタティスのままであり続け、ダルビッシュはドジャースに対してダルビッシュのままであり続けた、ということだった」と表現した。

さらに記事は、この日のダルビッシュの投球について、「パドレス入団以降、ドジャース戦で11試合に先発登板し、防御率2.70としているダルビッシュは、初回に1点を許し、7回に自責でない1点を許すも、その間、一時は打者13人を連続で討ち取り勝利を挙げた」と伝えている。

一方、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、「金曜の夜のダルビッシュは卓越していた」としつつ、立ち上がりに躓きを見せて失点したことについて触れた上で、「2回を併殺打で切り抜けると、それ以後、ダルビッシュは支配的な投球を見せ、ツーシームを多投するなか、対戦した次の12人の打者を連続して討ち取った」と伝えた。

また、ボブ・メルビン監督による「ユウは、初回はどの場面も彼の最高の投球は持ち合わせていなかった。そして、なんの前触れもなしに、気がつくと、彼は7回に投げていた。あれは劇的な好転だった」とのコメントを添えて、この日のエースのパフォーマンスを振り返っている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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