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野球 コラム 2023年4月21日

千賀滉大、苦戦しながらも今季3勝目。現地メディアの「ホットなルーキー」に選ばれる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大(メッツ)

千賀滉大は現地4月20日(日本時間21日)、敵地でのジャイアンツ戦に2試合ぶりの勝利を期して先発登板。4回まで無失点投球を披露するも、5回に突如攻略され、この回だけで2本塁打、2四球を許すなど一挙4失点を喫し、最終的には5回85球を投げ、5安打4失点、4奪三振4四球での降板となった。

それでも、味方打線の援護により、リードした時点での降板となり、試合はそのままメッツが9-4で逃げ切ったことから、千賀に勝利が付いた。

地元紙『ニューヨーク・ポスト』は試合後、電子版に「メッツはまたもやコウダイ・センガによる不安定な先発登板があったものの、3ホーマーを放ってジャイアンツに勝利」と題した記事を掲載。

この日の千賀の成績について触れた上で、「これは先週金曜にオークランドにて、イニング間の長い待ち時間と寒い天候に苦闘した右腕にとって、2試合連続での出入りの激しい登板となった」と、ここ2試合の千賀のパフォーマンスを振り返った。これで千賀は今季の成績を3勝無敗としつつも、防御率を4.29と悪化させた。

なお、千賀はここ2試合こそ、難しい局面を経験するも、デビューから2試合目までの好投が認められたことで、『MLB.com』の選出する4月の最もホットな新人リストに入っており、次のような寸評が与えられている。

「そう、センガは日本でスターだった。日本におけるトップレベルでの経験を踏まえ、MLBパイプラインは、彼をプロスペクトにはランク付けしなかった。そうは言っても、彼はルーキーであり、それも良い部類に入る。センガは2度の素晴らしい先発登板を経て、3度目は厳しいものとなったが、彼の全体的な数字は力強いままであり、彼は登板した試合で、毎度少なくとも6人の打者を三振に討ち取っている」。

ちなみに、千賀以外ではジェームズ・アウトマン(ドジャース)、ハンター・ブラウン(アストロズ)、スペンサー・スティーア(レッズ)、コービン・キャロル(ダイアモンドバックス)、ドレイ・ジェイムソン(ダイアモンドバックス)、ローガン・オホッピー(エンジェルス)、タージ・ブラッドリー(レイズ)、ペイトン・バッテンフィールド(ガーディアンズ)、ジョシュ・ヤン(レンジャーズ)が、今月のホットなルーキーに選ばれている。

J SPORTS編集部

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