元メジャーリーガーのエリック・ソガード、WBCチェコ代表に新たな力とMLB仕込みの小粋なソックスを持ち込む

昨日の中国戦を現地、あるいはテレビやネットで観戦した方であれば、お気づきになったのではないかと思うのだが、ソガードや先発登板したダニエル・パディサクを含め、少なくない数のチェコ共和国代表選手が、何本かのラインが入ったハイソックスを着用しており、これが妙にシックでカッコ良かったのである。

ソガードが持ち込んだストライプのソックス

記事によると、どうやら着こなしだけでなく、ソックスそのものもソガードがチームに持ち込んだようで、ソガード自身が「チームに何かをもたらす方法として、自分がこのゲームで気に入っている部分をチームに持ち込むのが良いと思ったんだ」。

「（チェコ代表でも）結構多くの選手が、（膝丈まで）パンツの裾を上げて履いているのを知っていたから、皆のためにソックスを持って来ようじゃないかって思い付いたんだ。彼らが着用したいのであれば、着用すれば良いし、そうなれば僕らは全員一緒にカッコ良く見えるから」と述べている。

WBC初陣でいきなり記念すべき初勝利を挙げたチェコ代表は、今夜（3月11日）、プールB最強の日本と対戦するわけだが、チェコ代表のファッションリーダーは、大一番を前に以下のように述べている。

「日本代表チームは世界最高のチームの1つ。チームメイトの多くの選手にとって、最高のチームと対戦するのは、これが初めてとなるのを僕も承知しているけれど、僕は彼らのことを思うと、とてもワクワクしているんだ。僕は、彼らが試合をプレーするなかで、競い合い、楽しみ、人々を驚かせるであろうことに心を躍らせているんだ」と抱負を語った。

チェコ代表の監督は精神科医、キャプテンは金融アナリスト。選手は教師やセールスマン、学生などの雑草軍団。日本の勝利を願いつつ、チェコ共和国代表にもがんばってほしいと思う。