人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2023年2月16日

【広島好き】日南の1次キャンプが終了、一軍キャンプで沖縄に行く選手、二軍に残る選手

野球好きコラム by 大久保泰伸
  • Line

新監督が注目した若手2人も紅白戦で結果が出せず、二軍降格が決まりました。日南一次キャンプで期待の若手枠の代表格だった二俣は実戦が少なく、主力が本格的に始動する沖縄よりも、二軍での試合出場重視で降格となりました。木下は指揮官から「声出し要員」として注目されましたが、まだ背番号は3ケタの育成選手で沖縄行きはなりませんでした。

2人に代わって、沖縄での期待の若手枠となったのが田村と持丸泰輝です。田村は昨季も春季キャンプの紅白戦で、遠藤淳志からフェンス直撃の二塁打を放って注目されましたが、今年もまた遠藤から技ありの安打を放つなど、高い打撃センスは新監督も絶賛しています。

持丸は昨季途中に育成から支配下登録され、すぐに一軍昇格してスタメンマスクも任されました。今年は二軍スタートでしたが、一次キャンプで一軍だった磯村嘉孝が左ふくらはぎ痛で離脱となり、持丸にとっては開幕一軍へチャンスが訪れたと言えるでしょう。

若手では、沖縄メンバーの中に投手でアドゥワ誠、野手では韮澤雄也の名前がありました。アドゥワは高卒2年目の2018年にリリーフで53試合に登板して3連覇の一員になりましたが、右肘手術など故障に苦しみ、最近3年間は一軍登板がありませんでした。今キャンプでは、右肘をやや下げたフォームに変わっていますが、持ち味の動く球でゴロを打たせる投球は健在で、新監督の目に留まりました。

韮澤は高卒3年目の昨季、コロナ禍で主力が離脱したチームで待望の一軍デビューを果たし、プロ初安打もマークしました。ファームではすでに主力格で、激戦区となっている一軍の内野争いで生き残れるか、注目しましょう。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ