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野球 コラム 2022年12月10日

【横浜好き】砂田毅樹とのトレードで加入した京田陽太はどんな選手?

野球好きコラム by 大久保泰伸
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移籍会見で京田は「チャンスをくださったベイスターズに感謝の気持ちでいっぱい」と、笑顔で決意表明。背番号「98」は、昨年27歳の若さで亡くなった元チームメイトの木下雄介さんの番号を受け継いだということです。ベイスターズでは、かつての名遊撃手で、現在は打撃指導に定評のある石井琢朗チーフ打撃コーチのもと、打撃開眼も期待されています。もともと守備は球界でもトップクラスの評価を得ているだけに、再生すれば貴重な左のリリーバーを放出した以上の見返りもありそうです。

今季、ベイスターズのショートのスタメンは、大和が最多の65試合で、新鋭の森敬斗が42試合、柴田竜拓が36試合となっています。レギュラー奪取が期待されている森にとっても、京田の存在は大きな壁となると同時に、格好のお手本になるのではないでしょうか。また、セカンドには牧秀悟という不動のレギュラーがいますが、守備的な布陣を敷く場合は牧をファーストに回し、セカンドで京田を起用するなど、オプションも増えそうです。

牧と言えば、昨年は新人としてあの『長嶋茂雄氏超え』が話題になりましたが、牧の前に長嶋氏に次ぐリーグ歴代2位の新人安打数を記録したのが京田でした。まだ28歳と若く、球界でも屈指のポテンシャルを持つ京田が新天地で再ブレイクを果たせば、今季果たせなかった頂点へ、大きな力となることは間違いないはずです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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