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野球 コラム 2022年11月8日

大谷翔平、順当にアメリカン・リーグMVPの最終候補に選出される

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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2年連続のMVPはなるか?

エンジェルスの二刀流スターが順当にアメリカンリーグMVPの最終候補に名を連ねた。現地7日、全米野球記者協会は各リーグのMVP、新人王、最優秀監督賞、そしてサイ・ヤング賞の最終候補3人を発表し、ア・リーグMVPの最終候補には大谷翔平、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、そしてヨルダン・アルバレス(アストロズ)の3人が選出されたことが明らかになった。

『MLB.com』は同日付で各賞の最終候補者選出を伝える記事を掲載し、ア・リーグMVP候補の大谷については、「現ア・リーグMVPは、歴史的な二刀流の2021年に続き、22年も今一度スーパースター的シーズンを送った」と今季の活躍を評した。

その上で、「オオタニはワールドシリーズ時代で初めて打者と投手の両方でリーグの規定に達した選手となった」とし、さらに「彼は打者として34本塁打、11盗塁、95打点をマークしつつ、投手として防御率2.33、219奪三振を記録した」と2年連続となる歴史的な二刀流のシーズンを振り返った。

一方、MVPに最も近いと目されるジャッジについては、「ジャッジによる歴史的なシーズンは、彼をMVPの本命にしている」とした上で、「彼は62本塁打を放って長きに渡り記録となっていたロジャー・マリスの61本を抜き、アメリカンリーグ本塁打数の新記録を作った」とし、さらに「ジャッジは三冠王も獲得しそうになり、ア・リーグ首位の131打点をマークしつつ、打率は.311で2位に入った」と、これまた歴史的なシーズンを送ったスラッガーの成績を振り返った。

また、ワールドシリーズ第6戦でアストロズに世界一をもたらす逆転3ラン本塁打を放ったアルバレスについては、「今年もアメリカンリーグにおけるエリート打者の1人となった」と評し、レギュラーシーズンの打率.306、37本塁打、97打点という成績を振り返った上で、「OPSで1.000越えをマークしたのは彼とジャッジのみ」であり、「アルバレスの1.019 OPSと187 OPS+(リーグ平均は100)はともにメジャーでジャッジに次ぐ2位だった」と伝えた。

ちなみに、それ以外の各賞の最終候補は以下の通りであり、新人王は14日、最優秀監督賞は15日、サイ・ヤング賞は16日、そしてMVPは17日(いずれも現地時間)に発表される。

【MVP】

◆ア・リーグ:大谷翔平(エンジェルス)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ヨルダン・アルバレス(アストロズ)

◆ナ・リーグ::ポール・ゴールドシュミット、ノーラン・アレナード(ともにカージナルス)、マニー・マチャド(パドレス)

【サイ・ヤング賞】

◆ア・リーグ:ディラン・シース(ホワイトソックス)、アレック・マノア(ブルージェイズ)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)

◆ナ・リーグ:サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)、マックス・フリード(ブレーブス)、フリオ・ウリアス(ドジャース)

【新人王】

◆ア・リーグ:スティーブン・クワン(ガーディアンズ)、フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、アドリー・ラッチマン(オリオールズ)

◆ナ・リーグ:ブレンダン・ドノバン(カージナルス)、マイケル・ハリス2世(ブレーブス)、スペンサー・ストライダー(ブレーブス)

【最優秀監督賞】

◆ア・リーグ:テリー・フランコーナ(ガーディアンズ)、ブランドン・ハイド(オリオールズ)、スコット・サービス(マリナーズ)

◆ナ・リーグ:デーブ・ロバーツ(ドジャース)、バック・ショーウォルター(メッツ)、ブライアン・スニッカー(ブレーブス)

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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