バーランダーが5点のリードを守れず窮地のアストロズ、フィリーズは連勝で本拠地に戻れるか。ワールドシリーズ第2戦のみどころ

そうなると、アストロズ先発のフランバー・バルデスにも、持ち前のクオリテイスタートを安定して達成する効率的な投球と、失点を最小限に抑える粘投が求められることになる。しかし、今季レギュラーシーズンで出色の安定感を発揮した左腕には、昨季WSで2試合に登板し、4回2/3を投げて10失点という悪しき前例がある。

試合前日の会見で、バルデスはこのことについて、「昨年のワールドシリーズでは、感情的になり過ぎたと思う。今年の鍵は、これまで自分がやって来たことをやり続け、試合の流れを逃さないようにすることができるかどうかだと思うし、それができれば良い結果が得られると思う」とコメントしている。

バウンスバックを期すバルデスvs.勢いに乗るフィリーズ打線。このマッチアップの結果如何では、一気にフィリーズがフィラデルフィアでシリーズを勝ち切る流れになるかもしれない。