大谷翔平、ファンであるカルロス・コレアの妹に完璧な誕生日プレゼント

コレアの妹の誕生日に26号を放った大谷翔平

既にご存知の方も多いかもしれないが、現地8月13日（日本時間14日）に行われたエンジェルスとツインズの試合で、ロサンゼルスを訪れていたツインズの遊撃手、カルロス・コレアの妹は、兄の敵チームのスター選手である大谷翔平の大ファンとのことで、中継映像でも、スタンドで大谷のユニフォームと 『17』と刺繍されたエンジェルスのキャップを着用して二刀流スターを応援するコレア妹の姿が頻繁に映し出されていた。

何でも、この日は妹レイバイサンドさんの14歳の誕生日だったそうで、コレアは妹のために一肌脱ぎ、妹が大谷と直に会える機会をアレンジしたのである。エンジェルスタジアムのクラブハウスの外で大谷と対面したレイバイサンドさんは、着ていたユニフォームに二刀流スターのサインをゲットすると共に、一緒に写真を撮ってもらうことになった。

この模様は、『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者が現地14日付で投稿した「コレアがオオタニの助けを借りて妹に『完璧な誕生日』を贈る」と題された記事の中で詳細が伝えられている。

記事によると、「土曜の試合前に、エンジェルスタジアムのクラブハウス外で、オオタニと一緒に写真を撮ってもらうためにコレアの両親と妹が待っていたところ。スーパースターがやってくるとレイバイは平静を保ち、一緒に写真に収まると、自分の着ていたオオタニのユニフォームにサインを希望し、サインをゲットした」とのこと。

コレアの両親は2人とも息子のユニフォームを着用して試合に来場していたのだが、レイバイは誇らしげに鮮やかな赤いオオタニのユニフォームを着ていたのである。

記事によると、コレアは大谷と妹の面会について、「妹は昨夜、一番素敵な誕生日プレゼントをゲットしたんだ。僕もホームランを打ったし、オオタニもホームランを打った。妹は彼に会い、一緒に写真を撮ってもらった。妹にとっては、正に完璧な誕生日となり、僕もうれしかった」と述べたとのこと。

また、パク記者によると「実際のところ、熱狂的なオオタニファンである彼女（コレア妹）は日本語を学び始めており、彼女は自身のアイドルを相手に、自分の語学のスキルを練習する機会にも恵まれたのである（ただし、コレアは2人が何を言っているのか見当もつかなかった）」という微笑ましい場面もあったよう。

コレアは妹の大谷愛について、「妹は彼に心を奪われていて、僕もそのことについてはうれしく思っているんだ。というのも、妹にとっては最高のロールモデルだから。知っての通り、彼は毎晩のように歴史を作っている男であり、とにかく素晴らしいロールモデルだから、彼のような男を妹が尊敬するのは良いことだと思う」と述べている。

記事によると、さらにコレアは続けて「妹がこのことをこれから長いこと記憶に留めるのは間違いないことだし、時間を作ってくれたオオタニにはとても感謝している。僕は彼がどれだけ忙しいかを知っているし、誰もがオオタニに魅力を感じているからね。彼はこのスポーツ最大のスーパースターだから、彼が妹のために時間を作ってくれたことは、僕にとってとてつもなく大きな意味を持っているんだ」と、大谷への謝意を述べたとのこと。

歴史的偉業からハートウォーミングなエピソードまで、常に話題に事欠かない二刀流スターである。

【 #エンゼルス 】#大谷翔平 反撃の狼煙を上げる第26号ソロホームラン
この一打が最終的な勝利に繋がる重要な1点をもたらしました#日本人選手情報https://t.co/SEnexs2Clq pic.twitter.com/uNxEFkrVDW

— MLB Japan (@MLBJapan) August 14, 2022

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