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野球 コラム 2022年7月28日

ダルビッシュ有、シーズン最多の11奪三振&MLB通算49回目の2桁奪三振も10勝目ならず

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ダルビッシュ有、5年ぶりの2桁勝利ならず

パドレスのダルビッシュ有は現地7月27日(日本時間28日)、敵地コメリカパークでのインターリーグのタイガース戦で先発登板し、7回106球を投げ、6安打2失点、11奪三振1四球と好投するも、勝敗はつかなかった。

右腕は勝利投手の権利を持っての降板となったが、チームが逆転サヨナラ負けを喫したため、今季10勝目はお預けとなった。ダルビッシュは現地2日に本拠地ペトコパークで行われるロッキーズ戦で、5年ぶりとなる2桁勝利を目指して先発登板する予定となっている。

『MLB.com』は試合後に掲載した記事の中で、逆転サヨナラ負けにつながった不運な三塁への内野安打のシーンについて触れた上で、ボブ・メルビン監督による「またしても、我々は勝利まであと1球だった。振り返って、あれをもっとこうしたら良かったと思うようなことは、あまりない」とのコメントを引用しつつ、「最終的に潮目はサンディエゴへ向くことになる3つの理由」をピックアップ。

その2つ目の理由を「先発ローテーションは快活」とした上で、この日のダルビッシュのパフォーマンスについて、「何とまあ、通常の休息がユウ・ダルビッシュにとって良い感じに見えたことか」と前置きしつつ、「マイク・クレビンジャーがデトロイトを7回2失点に抑えた次の試合で、ダルビッシュは4月以来初めてとなる5日間(中4日)のローテーションで先発登板し、同じことをやった」と伝えた。

さらに記事では右腕の奪三振について、「ダルビッシュはシーズン最多の11奪三振とし、シーズンでは2回目、キャリアでは49回目の2桁奪三振をマークした(彼は7月2日のドジャース戦で10の三振を奪っている)」と触れている。

なお、記事ではパドレスに追い風が吹くその他2つの理由については、「果敢なプレーで得点を狙っている」こと、そして「最終期限が間近に迫るトレードでの補強に期待が持てる」点を挙げている。

J SPORTS編集部

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