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日本通運は3回裏、8番・浦部剛史のレフト前安打と盗塁で二死2塁のチャンスを迎えると、1番・添田真海がライト前にタイムリー安打を放って先制。さらに二死1・3塁から3番・稲垣誠也もセンター前タイムリーで続く。宮崎梅田学園の先発右腕・松原孝成を攻略して、このイニングを終えた。
日本通運は続く4回も2番手の左腕・林健太を攻略。6番・森松裕次郎が無死1塁からセンターオーバーのタイムリー三塁打を放ち、さらに8番・浦部、9番・木南了も連続タイムリーを放って、5-0とリードを広げた。
日本通運の勢いは止まらない。5回にも6番・森松のライト前タイムリー安打で6点目を挙げると、6 回は相手の失策でもう1点を追加。4イニング連続得点で7点のリードをつかんだ。
日本通運の先発の左腕・相馬和磨は7回に一死1・3塁のピンチを迎えたものの、ここを落ち着いて切り抜けると、無失点のままマウンドを降りる。そして8回は2年目の左腕・高野脩汰、9回は新人右腕・川船龍星とフレッシュな本格派が試合を締めた。日本通運が7-0で宮崎梅田学園を下し、会心の内容で都市対抗通算50勝目を飾っている。
◆試合結果
梅田学園|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
日本通運|0 0 2 3 1 1 0 0 X|7
◆投手
・梅田学園:●松原孝成、林健太、溝尻夏吹、古市賢助
・日本通運:○相馬和磨、高野脩汰、川船龍星
文:大島和人
都市対抗野球2022
【ハイライト】1回戦 日本通運 vs. 宮崎梅田学園
大島 和人
1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty)
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