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野球 コラム 2022年7月14日

西日本の各地区を勝ち上がった個性あふれる5チーム。都市対抗野球チーム紹介(中国・四国・九州代表)

野球好きコラム by 大島 和人
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山本卓弥(Honda熊本)

山本卓弥は入社3年目の外野手で、前回大会の優秀選手だ。183センチ・86キロで一発も秘める左打者だが、2次予選は1番で起用され、何と打率.700を記録している。和田裕生は5番・指名打者で起用された第1代表決定戦で2本塁打を記録し、勝利の立役者となっている。

昨年は若獅子賞に輝いた古寺宏輝は今年も4番・一塁で起用され、予選では勝負強い打撃を見せた。元々若手の多いチームだったこともあり、期待値は昨年以上かもしれない。

宮崎梅田学園(3年ぶり2回目/宮崎市)九州第2代表

宮崎梅田学園

◆過去5年間の成績
・2021年:予選敗退
・2020年:予選敗退
・2019年:1回戦敗退
・2018年:予選敗退
・2017年:予選敗退

九州2次予選の1回戦で敗れたものの、第2代表決定トーナメントを5連勝で突破。九州の2枠目をつかみ、2回目の出場を決めている。選手たちは自動車教習所の指導員として働き、繁忙期の2~3月は全体練習ができないという少し難しいプレー環境だ。

エースは28歳、左サイドハンドの技巧派・林健太。スライダーが武器で、昨年はHonda熊本の補強選手として準優勝を経験している。松原孝成は189センチの大型右腕で、速球の最速は140キロ台後半。林に並ぶ先発の柱だ。

寶田和也(宮崎梅田学園)

寶田和也は宮崎産業経営大学から入社して1年目の内野手。2次予選は打率.565、3四死球、4盗塁と先頭打者の役割を果たした。堤喜昭は36歳の大ベテラン。草創期からこのチームでプレーする右の強打者で、今なお4番打者を譲っていない。3年前の都市対抗では本塁打も放っている。チームは都市対抗、日本選手権とも未勝利、まずは東京ドームでの1勝を決めたい。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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