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野球 コラム 2022年6月15日

菊池雄星、3敗目。「まだ安定感を模索中」と報じられる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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不安定な投球が続く菊池雄星

ブルージェイズの菊池雄星は現地6月14日(日本時間15日)、約1ヶ月ぶりの勝ち星を目指して本拠地でのオリオールズ戦に先発登板するも、4回0/3を投げ、5安打4四球4失点と試合を作ることができず、今季3敗目を喫した。

前回登板時は、MLBキャリア最短でのKOを喫していただけに、ホームクラウドの前で名誉挽回と行きたかったが、バウンスバックはならなかった。『MLB.com』でブルージェイズを担当するキーガン・マセソン記者は、同日付で「キクチは引き続きマウンドでの安定感を模索」と題した記事を投稿。

この日、球団により、柳賢振が左肘の手術を受けるため今季絶望となることが明らかにされたことから、「火曜のオリオールズとの試合の前に、ロス・アトキンスGMが最初の一文を言い終えた時から、ブルージェイズにおけるユウセイ・キクチの重要性は大きくなった」と前置きした。

その上で、この日の左腕のパフォーマンスを踏まえ、「キクチは引き続き疑問符に留まる」とし、「リュが今季中に復帰してローテーションの最終部分を強化する望みはなくなったため、それを解決するのはキクチの仕事」だが、このオリオールズ戦で「それは起こらなかった」と伝えた。

記事では、チャーリー・モントヨー監督による、「(前回と)そこまで変わらなかった。彼はストライクを投げなければならない。カウントで遅れを取ると、タフになる。競争的でない投球が多すぎる。それを踏まえた上で、私を信じて欲しいのだが、望みはある」。

「というのも、彼は良いものを持っているから。とはいえ、結局のところ、(四球で)歩かせていると、タフになるんだ」とのコメントを掲載した上で、「問題は同じまま」とし、「キクチは打者4人を歩かせ、今季50回2/3で余四球32とし、またしても2本の本塁打を献上した」と、四球と一発病による問題が解消していないことを指摘。

これついてモントヨー監督は、「彼はちゃんとストライクを投げれば、相手を打ち取れるんだ。ただ、カウントで遅れを取り、相手を歩かせれば、向こうは得点する。そんなやり方で打撃の良いチームを抑えるのは難しく、アメリカン・リーグでそれができる選手はいない」と述べたとのこと。

マセソン記者は、菊池が好投した4月19日のレッドソックス戦、5月4日のヤンキース戦、そして5月16日のマリナーズ戦を引き合いに、「キクチがハマった時、それはアグレッシブな速球の使用と、カットボールの代わりに使い始めた曲がりの大きいスライダーに起因してきた」と、復調へのヒントを挙げた。

そして、「時間はたっぷりあるが、リュがいなくなり、迅速な解決策がないなか、ブルージェイズはこのところの躍進にキクチも加わるのを必要としている」と訴えた。菊池はローテーション生き残りへ、内容と結果が求められるシビアな登板が続くことになりそうだ。

J SPORTS編集部

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