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今季初勝利のダルビッシュ有
パドレスのダルビッシュ有が面目躍如の快投で今季初勝利を挙げた。惨劇に見舞われた前回登板の汚名を返上すべく、現地4月17日(日本時間18日)に本拠地ペトコパークでのブレーブス戦に先発登板した右腕は、現ワールドチャンピオンを相手に6回2/3を投げ、4安打1失点、8奪三振、無四球と快投。試合はパドレスが2-1で接戦をものにし、ダルビッシュは今季初勝利をマークした。
『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、同日付で「ダルビッシュが復調しブレーブスに勝利」と題した記事を投稿し、その冒頭で「ユウ・ダルビッシュは今季初先発となったアリゾナでの開幕戦で安打を許さなかった。先週火曜のサンフランシスコでの2度目の先発では9失点を喫した」と、両極端だった右腕による今季最初の2試合を振り返った。
その上で、「その両極端の間の何処かに本当のユウ・ダルビッシュがいる」とし、「サンデー・ナイト・ベースボール(日曜ナイター)でダルビッシュがブレーブスと対戦するのを前に、パドレスのボブ・メルビン監督は、“彼は断然、最初の試合のような選手だと考えている”と述べた」と指揮官の言葉を伝えた。
その上で、カッサベル記者はこの試合のダルビッシュについて、「案の定、数時間後にダルビッシュはディフェンディングチャンピオンたちを切り裂いた」とし、「これこそ、正に人材豊富な先発ローテーションの頂点に据えることをパドレスに決断させたバージョンのダルビッシュだった」とした。
さらに、ここ最近のパドレスが得点力不足に陥っていることから、「そして率直に言って、これこそ、パドレスが必要していたバージョンのダルビッシュだった」と表現した。
また、記事では、「彼は最初に対戦した5人の打者から4三振を奪ったのだが、この4つ目の奪三振で、彼はイニング数として、史上最速で1600奪三振に到達した選手となった」と、ダルビッシュのキャリアを通じた偉業について触れた。
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