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野球 コラム 2021年11月1日

打線が繋がり土壇場で踏みとどまったアストロズ、エースの登板で決めたいブレーブス。ワールドシリーズ第6戦展望

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ヒューストン vs. アトランタ

ブレーブスが王手をかけて臨んだ本拠地トゥルーイストパークでのワールドシリーズ第5戦は、崖っぷちに立たされたアストロズが9-5と打ち勝ち、シリーズの結末をヒューストンへ持ち越すことに成功した。

満員のホームクラウドが盛り上がりを見せるなか、1回にアダム・デュバルの満塁弾で華々しく先制したブレーブスは、その後、2回から2イニング連続で先発のタッカー・デイビッドソンがアストロズ打線に捕まり同点とされる。

だが、直後にフレディ・フリーマンがスタットキャストの導入された2015年以降のワールドシリーズで最長となる推定飛距離460フィート(約140.2メートル)の特大ホーマーで勝ち越し、試合を優位に進める。

しかし、ブレーブスはこれまで抜群の安定感を発揮してきたA.J・ミンターが、勝てば優勝という試合の重要な局面でとうとうアストロズ打線に攻略され、逆転を許すと、打線がアストロズのブルペンの前に沈黙し、観客に失意の帰宅を促すこととなった。

この第5戦で勝負を決め切りたかったアトランタのブライアン・スニッカー監督にしてみれば、経験のないデイビッドソンが何点か失点するのはある程度勘定に入っていたかもしれないが、ミンターの3失点は大誤算だっただろう。

ブレーブスはまだ3勝2敗とアドバンテージを握っており、不安視された2試合連続のブルペンゲームを1勝1敗で乗り切ったのをポジティブに捉えることもできるかもしれないが、第6戦以降は敵地ミニッツメイドパークでの試合となることに加え、ブルペンの肝とも言えるミンターが攻略されたという事実は、今後へ向け大きな不安材料となるだろう。

今後、通常の先発ローテンションに戻るブレーブスは、現地11月2日(日本時間3日)に行われる第6戦で左腕のマックス・フリード、そして勝負が第7戦までもつれ込んだ場合は、右腕のイアン・アンダーソンが先発登板することになる。

エースのフリードはポストシーズンに入り、レギュラーシーズン後半で見せた無双のピッチングを再現できておらず、先発登板したこのワールドシリーズ第2戦でも、5回0/3で6失点として負け投手となっている。ただし、その試合では、必ずしもアストロズ打線に多くのハードコンタクトを許したわけではなく、尻上がりに調子を上げたのは、吉兆といえる。

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