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野球 コラム 2020年10月7日

田中将大、先発。もう1つの注目はスタントンのホームラン記録。ア・リーグ地区シリーズ第3戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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サンディエゴのペトコパークを舞台にレイズとヤンキースの間で行われているアメリカン・リーグ地区シリーズは、アーチの応酬となった第2戦をレイズが勝利したことで、1勝1敗のタイでシリーズ第3戦を迎えることとなった。

田中は第3戦の先発

日本のMLBファンにとって、この第3戦の注目ポイントが、前回クリーブランドの過酷な条件のなかで不本意な登板に終わった田中将大のバウンスバックをかけた先発登板と、その田中と筒香嘉智による日本人対決が実現するかどうかであるのは、言うを俟たない。

しかし、もう1つ注目すべきなのは、ジャンカルロ・スタントンのホームラン記録である。シリーズ初戦で満塁弾を放ったスタントンは、ヤンキースが5-7でレイズに敗れたシリーズ第2戦でも2本のホームランを放ったのである。

この試合、スタントンは第1打席で右翼スタンドへ弾丸ライナーで突き刺さる本塁打を放つと、第2打席では天高く舞い上がる推定飛距離458フィート(約139.6メートル)の特大アーチを放ってファンのみならず、現地メディアの度肝を抜いた。

『MLB.com』のマンディ・ベル記者は試合後、「これまで見たこのないスタントンによる2本のホームラン」と題したスタントンの本塁打に焦点を絞った記事を投稿。

ワイルドカードシリーズでも2試合連続でホームランを打っているスタントンは、このシリーズでも2試合連続で柵越えを放っており、目下ポストシーズン4試合連続ホーマーを記録している。

記事によると「ヤンキースの選手として、スタントンはルー・ゲーリッグ(1928-32年)とレジー・ジャクソン(1977-78年)に続く、ポストシーズン4試合連続本塁打を記録した3人目の選手となった」とのこのことで、仮に第3戦でもアーチを描くことができれば、球団記録を更新することになる。

なお、記事によるとスタントンによるポストシーズン4試合連続本塁打は、MLB歴代3位の記録であり、歴代1位は2015年にダニエル・マーフィーが記録したポストシーズン6試合連続本塁打で、2位は2004年にカルロス・ベルトランが記録した5試合連続とのこと。

スタントンが次の試合でホームランにより田中の援護射撃をすることになれば、球団記録更新だけでなく、MLB記録も視野に入ることになるのである。

ちなみにベル記者の記事によると、レイズとの第2戦でスタントンが放った2本のホームランの初速は、第1打席が時速114.8マイル(約184.8キロ)、第2打席は時速118.3マイル(約190.4キロ)だったのだが、実はライナーで打ち取られた第3打席の初速も時速110.8マイル(約178.3キロ)と、110マイル越えを計測していた。

2015年以降のスタットキャストによる計測で、ポストシーズン1試合で打球の初速110マイル越えを3度以上記録したのは、今回のスタントンが史上初とのこと。こうなってくると、もはや常人離れというレベルすら逸脱しており、背筋に寒いものすら感じてしまう。

J SPORTS編集部

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