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目下好調の日本人右腕を持ってしても、ヤンキースの悪い流れを止めることはできなかった。日本時間23日(現地22日)、敵地でのアスレチックス戦で先発した田中将大は、6回8安打5失点で今季7敗目を喫した。
◆試合結果
NYY|0 0 0 0 1 0 1 0 1|3
OAK|3 0 2 0 0 0 0 0 X|5
これでヤンキースはアスレチックスとのシリーズで3タテを食い、連敗を4とした。この悪い流れについて、『MLB.com』は同日付で掲載した試合の速報記事で次のように伝えている。
「ニューヨークの先発投手はこのシリーズの防御率を8.80とした。これはシリーズで合計9得点したヤンキースの攻撃を補うには十分でないことを示した。
この傾向は木曜も続き、アスレチックスは実際的に、ヤンキースの先発マサヒロ・タナカから1回に3点を奪った時点で、試合を決定付けたようなものだった」。
一方、地元紙『ニューヨーク・ポスト』は、田中が前回先発した際に見せたエース級のパフォーマンスを再現できなかったことから、電子版に「タナカが現実世界に引き戻されるなか、ヤンキースがアスレチックスにシリーズ全敗」と題した記事を掲載し、この日の田中の投球について、次のように伝えた。
「エース不在の人員のなか、マサヒロ・タナカはブルージェイズとインディアンズと対戦した直近の2試合で2連勝し、防御率を1.26としたことで、その称号の奪還に前進したかに見えた。
しかしながら、木曜の試合で初回に3失点したタナカはエース然としていなかった。5回も同様であり、アスレチックスから彼から更に2点を奪った。
彼には、二塁手のグレイバー・トーレスが、一塁手のマイク・フォードの頭上を越える悪送球で併殺を完結させることができなかったという、守備に助けられなかった面もあった」。
ヤンキースによる4連敗は今季最多タイであり、この後、ヤンキースはオークランドから一路ロサンゼルスへ南下し、金曜夜から始まる敵地での3連戦で、目下最強と目されるドジャースと対戦する。
J SPORTS 編集部
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