大谷翔平、2試合連続の第5号。地元紙が「復調」を宣言

エンジェルスの大谷翔平が6月6日（現地5日）、本拠地でのアスレチックス戦に3番指名打者でスタメン出場し、2試合連続の5号3ランを含む、4打点でチームの勝利に大きく貢献した。

◆試合結果
OAK　0 4 3 0 0 0 0 2 0　 9
LAA　1 0 4 3 0 0 0 1 1X　10

圧巻のパフォーマンスを見せた大谷について、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』は同日付で電子版に掲載した記事で次のように伝えている。

「ブラッド・オースマス監督は1週間前、ベイエリアにてエンジェルスが敵地でオークランド・アスレチックスと対戦した際、試合の数時間前に行われるいつもの打撃練習でその兆候を目にしていた。

打撃ケージの中に立ったショウヘイ・オオタニの調子は良さそうに見え、打球はオースマス監督が5月に見たどの時点よりも遠くへ飛んでいるようだった」。

オースマス監督は、話が昨季の大谷の最近の打席での復調に及ぶと次のように述べた。

「打撃練習では顕著な違いがあった」とオースマス監督。「初めて自分の中で“彼は今、本当に復調してきている”と反芻したのはオークランドでのことだった」。

この監督のコメントは、エンジェルスタジアムでエンジェルスがオークランド・アスレチックスに10-9で競り勝った、今日の試合の数時間前に述べられたものだった。

大谷は4回に、ここ2試合で2本目のホームランとなる、逆転3ランを打った。このホームランがエンジェルスの勝利を決定付けはしなかったが、この高々と上がった一打は、大谷が確実に復調している証しとなった。

大谷は直近の8試合を30打数9安打としており、ホームランは3本で打点は11である。

「毎日打席での感触は良くなっています」と大谷は火曜の夜にホームランを打った後、こう述べた。「単に結果が出なかっただけの時もありました。今は調子が上がっているので、結果もついてくればと思っています」。

遂に“ショウタイム”第2幕の本編が始まったようである。