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古巣レンジャースとの開幕シリーズ第2戦で、予定通り先発したシカゴ・カブスのダルビッシュ有。
“重要な意味を持っている”としたかつてのホームスタジアムでのマウンドで制球に苦しみ、自身キャリア最短の2回2/3で75球を要し、自己ワーストの7四球と課題を残す結果となった。
ダルビッシュに勝敗はつかなかったものの、チームは終盤に逆転を許し、6-8でチームは今季初黒星を喫した。
今回の右腕によるパフォーマンスについて、シカゴの地元紙『シカゴ・サンタイムズ』は、現地30日付で電子版に掲載した記事で次のように報じている。
「もしかしたら、原因は古巣の球場で2017年以来初となる投球を行うことによる感情にあったのかもしれない。もしかしたら、酷い2018年を送ったことによる今季への押さえ込まれた期待によるものだったのかもしれない。
あるいは、エルビス・アンドラスの登場曲である“ベイビー・シャーク”が彼の耳に残ってしまい、歯車を狂わせたのか。
何であれ、カブスの右腕ユウ・ダルビッシュの6週間に及ぶ良い雰囲気と自信に満ちた態度は、土曜の3回を持たなかった、7四球という先発の内容に取って代わられたが、彼はその原因を語らなかった」。
「今は何も言えない」と、レンジャース相手にキャリア最短(2回2/3)で降板したダルビッシュは述べた。
「(日曜に)ビデオを見てみないといけない。ただ、ボールには問題はなかったし、マウンドも大丈夫だった。全ては自分によるもの」。
なお、『NBCシカゴ』が電子版で報じたところによると、この10年間でカブスの先発投手が、7四球以上与えたのテイラー・チャットウッド、カルロス・ザンブラーノ、ジェフ・サマージャ、そしてジェイク・アリエータに続き今回のダルビッシュが5人目とのこと。
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