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◆勢いのレッドソックスは、エースと守護神がカギ?
対するレッドソックスは、勝てば5年ぶりのワールドチャンピオンとなる。2013年、上原浩治が胴上げ投手になったことは記憶にまだ新しい。
今は日本人選手がいないのが残念だが、チームには今もたくさんの日本人スタッフが所属している(というと親近感が湧くだろうか)。
ワールドシリーズは、リーグそれぞれのルールの違いもポイント。ホームアドバンテージはレッドソックスで、初戦と第2戦、あれば第6戦と第7戦を本拠地ボストンで開催する、それらの試合では、ア・リーグルールなのでDH制で戦うが、第3戦からの敵地ではナ・リーグなので、DH制はない。
そこで、レッドソックスは、「DHに座る好調J.D.マルティネスを外野手として起用するのではないか、そうなると代わりに外野手のムーキー・ベッツを二塁手に起用するのではないか」とも注目されている。慣れない守備が流れにも影響を及ぼすかもしれない。
それでも、チームのムードは高まるばかりだ。ポストシーズンにめっぽう“弱い”、左腕エースのデイビッド・プライスはアストロズとの決戦で勝ち投手になり、安定感を欠いている守護神のクレイグ・キンブレルが試合を締めて、リーグ優勝を決めたばかり。
あえて言うなら”経験”のドジャースと”勢い”のレッドソックスとなるかもしれないが、どちらも緻密で選手層も厚く、総合力で申し分なく強い。見応えのあるシリーズが期待される。
松山 ようこ
フリーランス翻訳者・ライター。スポーツやエンターテイメント関連コンテンツの字幕翻訳をはじめ、Webコンテンツ、関連ニュース、企業資料などの翻訳や制作を請け負う。J SPORTSでは、主にMLBや侍ジャパンのほか、2015シーズンより楽天イーグルスを取材し、コラムやインタビュー記事を担当。野球の他にも、幅広くスポーツ選手はじめ著名人を取材。Twitter @yokobooboo
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