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バドミントン世界選手権(スイス、バーゼル)は20日に第2日を行い、女子シングルスの優勝候補で世界ランク1位の山口茜(再春館製薬所)が初戦で敗れる波乱があった。同4位で一昨年女王の奥原希望(太陽ホールディングス)は、初戦を突破。同日試合を行った日本女子勢の様子を伝える。
女子シングルス
優勝候補の山口が、初戦で消えた。インドネシアオープン、ダイハツヨネックスジャパンオープンと格付けの高い大会を連続優勝しており、期待が高まっていたが、ジャパンオープン後に腰を痛めた影響で調整が出遅れ、精彩を欠いた。世界ランク32位のシンガポール選手に敗れ「スピードが出なかったり、足の運びがうまくいかなかったりした部分はあったと思う。痛いから強打できないというのではなく、常に後手になり、打つ状態に入れなかった」と肩を落とした。
この日のラストゲームに登場した奥原希望(太陽ホールディングス)は、危なげない試合運びでストレート勝ち。風の感覚に戸惑う姿が見られたが、相手を対角に走らせてペースをつかみ、主導権を渡さなかった。試合後には「動きの部分は、悪くなかったと思うので、一戦一戦、調子を上げていければいいかなと思う」と手ごたえを示した。
残念ながら、女子シングルスは奥原のみの勝ち残りとなった。
大堀彩(トナミ運輸)は、第6シードのホ・ビンジャオ(中国)に健闘したが、1-2(15-21、21-18、12-21)で敗れた。「2ゲームは、このゲームだけを取ろうと考えて、取り返せたので、メンタル面の収穫は大きかった」と振り返ったが、勝ち切ることはできなかった。相手の球足の速いクリアとキレのあるドロップで前後に揺さぶられて主導権を握られた。第2ゲームは、上からのショットもネット前もクロスショットを巧みに使って取り返したが、ファイナルは「練習でもならないくらいに息が上がった」と話すほど明らかにスタミナ切れ。試合中にヒザに手をつくほどだった。
高橋沙也加も、ハン・ユエ(中国)に敗れた。第1ゲームは、逆転に成功するかと思われたが、21-23で取られ、第2ゲームは10-21で押し切られた。高橋は「何が悪くて負けたのかは、ハッキリしている。今日は、勝ちたいという気持ちが先走り過ぎた」と悔しがった。
女子ダブルス
女子ダブルスは、日本から連覇を狙う松本麻佑/永原和可那(北都銀行)ら4組が出場するが、20日は試合がなかった。
文/写真:平野 貴也
平野 貴也
1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。
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