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サッカー フットサル コラム 2020年7月10日

無観客でもノースロンドン・ダービーは異様なムードになる。

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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したがってアルテタはあくまでもクールに、近ごろの旺盛な闘争心が裏目に出ないように選手たちをコントロールすべきだ。なにかにつけて文句をつけたがるショコドラン・ムスタフィ、セアド・コラシナツは、たとえ不可解な判定であってもグッとこらえなくてはならない。つまらないクレームがイエローにつながり、パフォーマンスにマイナス影響を及ぼすケースは、アーセナルに限らず頻繁に起きている。

それでも、現状を単純に比較するならアーセナルが有利だ。チーム全体のフィジカルも上向きで、GKエミリアーノ・マルティネスは負傷欠場中のベルント・レノが焦りを覚えるような好プレーの連続だ。

一方、トッテナムはハリー・ケインがノースロンドン・ダービーで4試合連続ゴールを決めているものの、チーム自体は攻守の切り替えが鈍い。前節のエヴァートン戦でもソン・フンミンがチェイシングをさぼり、ウーゴ・ロリスに叱責されている。FAカップ5回戦のノリッジ戦後に観客と揉めたエリック・ダイアーは出場停止だ。

ただ、返す返すもノースロンドン・ダービーである。些細なミスが、微妙なジャッジが、試合の流れを変えたとしても不思議ではない。主審はマイケル・オリヴァー(予定)。この男の裁量も、注目ポイントのひとつだ。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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