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また、今シーズンのユナイテッドは対ビッグ6に5勝3分2敗。悪くない成績だが、そのほかのクラブには7勝7分6敗。ホームでバーンリーやウェストハムに負けたり、降格圏に沈むワトフォードやボーンマスにアウェーで屈したり、ポイントをロスしまくっている。この4試合に勝っていれば勝点58。レスターを3ポイント上まわる3位だったのだが……。
クラブの格は度外視すべきだ。無観客なのだから、オールド・トラッフォードでも地の利はない。シェフィールドが中二日で、ユナイテッドが中四日だったとしても、トッテナム戦(前出)で貢献できなかったアントニー・マルシャル、ダニエル・ジェームズは、今後の過密日程も踏まえて先発から外すべきだ。軽度の打撲傷を負ったヴィクトル・リンデレフも、無理をさせてはいけない。もちろん、ポグバに過信は禁物だ。
要するにオーレ・グンナー・スールシャール監督には、選手のコンディションとコロナ禍を深慮した人選が望まれる。ゲームプランや人員の配置ではなく、主力のタレントに負うところが大きい指揮官が、この非常時を乗り切れるのかどうか疑問であり、不安でもある。
シェフィールド戦の後はブライトン、ボーンマス、アストンヴィラ、サウサンプトン、クリスタルパレス、ウェストハム。最終節のレスター戦を迎えるまでは、本来なら与しやすい相手ばかりだ。しかし、今シーズンは取りこぼしが多く、スールシャールは監督として未熟だ。
目標のトップ4に向け、ユナイテッドの厳しい闘いはまだまだ続く。
文:粕谷秀樹
粕谷 秀樹
ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。
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